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福星 (砲艦)

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写真は海戦前に撮影された本艦。
艦歴
発注 福州船政局
起工
進水
就役 1870年5月
退役
その後 戦闘により沈没。
除籍
前級
次級
性能諸元
排水量 常備:515トン
全長 49.1m
全幅 7.09m
吃水 3.21m
機関 型式不明石炭専焼缶-基
+レシプロ機関1基1軸推進
最大出力 320hp
最大速力 9.0ノット(機関航行時)
航続距離 -ノット/-海里(石炭:-トン)
乗員 147名
兵装 16cm単装砲1基
12cm単装砲1基

福星 (ふくせいFuxing) は清国水軍の機帆走砲艦湄雲級の一隻である。

概要

本艦は清国が国産した砲艦である。就役後は福建艦隊に所属した。1884年清仏戦争で本艦は馬江沖海戦において福建艦隊の一隻としてフランス海軍アメデ・クールベ提督のフランス極東艦隊に撃退され、フランス海軍の艦載水雷艇「45号」の雷撃を受けて撃沈された。(馬江之役)

艦形

写真は海戦前に撮影された写真。左手の三本マストの艦はスループ「揚武」。右手の二本マストの艦が本艦。

本艦の基本構造は2本のマストと一本煙突を持つ木造フリゲートとして福州船政局(海軍造船所)で建造された。船体には16cm単装砲1基と12cm単装砲1基を装備していた。

参考文献

  • 「Conway All The World's Fightingships 1860-1905」(Conway)

関連項目