134号線 (チェコ)

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チェコ国鉄
134号線 (チェコ)の路線図
134号線 (チェコ)の路線図
路線番号134
路線総延長13 km
軌間1435 mm
最高速度50 km/h

チェコ国鉄134号線、別名テプリツェ・ヴ・チェハーフ~リトヴィーノフ線(チェコ語;Železniční trať Teplice v Čechách – Litvínov)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。

1872年に、ドゥフツォフ・ポドモクリ鉄道の路線として開業した。

運行形態[編集]

快速「スピェシニー(Sp)」[編集]

  • ウースチー - テプリツェ - ロウカ - モルダヴァ 【土曜・休日運行】  ※GW Train Regioによる運行
    一日2往復の運行。テプリツェ以南は130号線に、ロウカ以北は135号線に直通する。
    過去の運行形態
    2016年に、チェコ鉄道の普通列車として運行を開始した(停車駅は現在と同じ)。2016,17年度は2月限定で年間4日のみの運行であった。
    2017年末に一日2往復に増発された。
    2019年末に快速に格上げされた。
    2023年度に、GW Train Regio社に移管された。

普通[編集]

  • ウースチー - テプリツェ - オルドルジーホフ - リトヴィーノフ  ※チェコ国鉄による運行
    全て各駅停車で、平日1時間に1本、休日2時間に1本運行されている。原則、平日は130号線に直通し、休日はテプリツェ - リトヴィーノフ間のみの運行となる。休日は、テプリツェで130号線のプラハ方面特急と接続する。
    2019年以前は、殆どがテプリツェ以北のみの運行で、平日午前も2時間に1本の本数であった。また平日午後は、半数が130号線に直通し、ウースチー - オルドルジーホフ - ロウカの系統、およびロウカ - リトヴィーノフの運行となり、両者はロウカで接続していた。
  • テプリツェ - オルドルジーホフ - リトヴィーノフ 【平日運行】  ※レギオジェット・ウースチー県による運行
    朝のみ、一日2.5往復の運行。全て、ハーイとオルドルジーホフを通過する。
    2019年以前は、深夜にもオルドルジーホフ発着の列車が運行していた。2023年度以前は、うち1往復がオルドルジーホフ止まり(オルドルジーホフで130号線のウースチー方面普通と接続)で、テプリツェ行片道1本を除きオルドルジーホフに停車していた。

駅一覧[編集]

以下では、チェコ国鉄134号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。

  • 印:全列車停車
  • 印:大部分停車、一部通過
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ Sp Os 接続路線 所在地
130 テプリツェ・ヴ・チェハーフ駅 -   テプリツェから
0.0
130号線(ウースチー方面) ウースチー州 テプリツェ郡
ルジェテニツェ駅 1.6   2.1 097号線(ラデイチーン方面)
134 イェニーコフ・オルドルジホフ駅(*1) 3.5 ヂェチーンから
43.0
5.6 130号線(ヘブ方面)、132号線(テルニツェ方面)
ハーイ・ウ・ドゥフツォヴァ駅 2.8 45.8 8.4  
オセク駅 1.4 47.2 9.8  
フルドロフカ駅(休止中)   (48.9) (11.5)  
ロム・ウ・モストゥ駅 4.2 51.4 14.0   モスト郡
ロウカ・ウ・リトヴィーノヴァ駅 2.4 53.8 16.4 135号線(オセク方面、ラコヴニーク方面)
リトヴィーノフ駅 1.5 55.3 17.9    

(*1): 2021年4月に開業。以前は、0.8km東側にオルドルジーホフ・ウ・ドゥフツォヴァ(Oldřichov u Duchcova)駅があったが、旅客運行を取りやめた(cz:Jeníkov-Oldřichov (železniční zastávka)参照)。

脚注[編集]