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関東大学SF研連絡会議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

関東大学SF研連絡会議(通称関大連)は、1970年代から1980年代にかけて活動した関東に存在する大学SF研の友好組織の名称。同様の組織として、関西に拠点を置いていた関S連、中国・四国地方に拠点を置いていた中四連、九州に拠点を置く九S機構などがあった。

会議自体は基本的に御茶ノ水にあった喫茶店「純喫茶 丘」に集まって同人誌の交換、新聞の発行や大学祭の情報交換を行っていた。参加大学からは会議に参加する連絡員が派遣されていた。一年に一度の頻度で議長校が選ばれ、会議全体の運営を行っていた。その他の活動内容として、当時活発であったサークルによる8mmフィルムでの自主制作映画の合同上映会を行った。

上記の正式な活動の他に、外部イベントへの協力(コミケットスペシャル、日本SF大会TOKON7への協力を行った「関大連合企画」など)を行ったり、親睦ソフトボール大会などを企画したりした。

参加組織には、以下のものがあった。

  • お茶の水女子大学SF研究会
  • 東京大学SF研究会
  • 東京大学SFアニメ研究会 (現 東京大学アニメーション研究会)
  • 東京工業大学SF研究会 (リリカ団)
  • 一橋大学SF研究会 (SF-TAC 現存せず)
  • 慶應義塾大学SF研究会
  • 東海大学S&SF研究会 (現存せず)
  • 東京女子大学SF研究会 (現 自由創作部 libra)
  • 獨協大学SF研究会 (現存せず)
  • 東京農工大学SF研究部
  • 電気通信大学SF研究会 (SF-Z会)
  • 日本大学SF研究会
  • 東京都立大学SF研究会 (現 首都大学東京)
  • 明治大学SF研究会
  • 女子美術大学SF研究会
  • 千葉大SF研究会 (現存せず:平成17年解散?)
  • 東京電機大学Ⅰ部SF研究会 (現存せず)

会議から派生した組織にTOKON8およびDAICON3における裏合宿を運営したPAXがある。