関心の分離

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関心の分離(かんしんのぶんり、英語: separation of concerns、SoC)とは、ソフトウェア工学においては、プログラムを関心(何をしたいのか)毎に分離された構成要素で構築することである。

プログラミングパラダイムは開発者が関心の分離を実践することを手助けするものもある。その為には、モジュール性カプセル化の実装のしやすさが重要となる。

関心の分離は複雑で依存関係が入り乱れたシステムの理解・設計・運用を容易にすることが出来るので他の工学分野でもみられる。

歴史[編集]

「関心の分離」を意味する英語「separation of concerns」は、エドガー・W・ダイクストラ1974年に論文「On the role of scientific thought」(Dijkstra 1974: 科学思想の役割)で初めて使用したとされている。1989年にChris Reade が「Elements of Functional Programming」(Chris Reade 1989: 関数型プログラミングの要素)というタイトルの書籍で関心の分離を説明している。

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関心の分離の例として構造と見た目の分離(英:separation of presentation and content)がある。

関連項目[編集]

参考資料[編集]

  • Multi-Dimensional Separation of Concerns
  • TAOSAD
  • Tutorial and Workshop on Aspect-Oriented Programming and Separation of Concerns
  • Chris Reade (1989). Elements of functional programming. Wokingham, England: Addison-Wesley. ISBN 0201129159. OCLC 19124943. 
  • Dijkstra, E.W. (1974). E.W. Dijkstra Archive: On the role of scientific thought (EWD447). http://www.cs.utexas.edu/users/EWD/transcriptions/EWD04xx/EWD447.html. 

脚注[編集]

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