足による投票(あしによるとうひょう、英語: vote with their feet)とは、社会学用語である。
住民が、自分にとって好ましい行政サービスを提供してくれる地方公共団体の地域に、住所を置く形で選択することによって、地方公共団体の納税収入等が変動し、地方自治体間の競争メカニズムが発生するという理論である。
従来の公職を誕生させるために、選挙で投票する「手による投票」に対する言葉であり、1956年にチャールズ・チボー(英語版)が提唱した。
関連書籍[編集]
- 持田信樹「財政学」(東京大学出版会)
- 林正義、小川光、別所俊一郎「公共経済学」(有斐閣)
関連項目[編集]