讃美歌 (1931年版)

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讃美歌 (1931年版)(さんびか1931ねんばん)は1903年出版の讃美歌 (1903年版)を改訂したもので、讃美歌 (1954年版)の出版まで、20年以上にわたって日本のキリスト教会で使用された。

1927年から、予備調査を行い、1928年から改訂作業を行った。音楽主査、木岡英三郎別所梅之助藤本伝吉三輪源造中山昌樹由木康などの十人が常任委員として実務を行い1931年に発表した。

604篇の賛美歌を収録し、35篇の交読文を付けている。

特徴は、古典的、近代的歌曲を増やして、ヨーロッパの曲を加えた。日本人の創作を採用した。

参考文献[編集]

  • 『讃美歌略解(前編-歌詞の部)』日本基督教団出版局、1954年