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相良奈美香

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

相良 奈美香(さがら なみか)は、行動経済学博士、行動経済学コンサルタント。

Behavioral Science Group合同会社代表。株式会社GAtechnologies 執行役員兼CBO。Syntonic Consulting合同会社代表。Behave Technologies株式会社顧問。ペンシルベニア大学修士課程アドバイザー。サガラ・コンサルティング合同会社代表。

日本人として数少ない「行動経済学」博士課程取得者であり、日本における行動経済学の第一人者。[要出典]

経歴

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2002 オレゴン大学 心理学 学士取得。2009 オレゴン大学 心理学「行動経済学専門」修士取得。2005 ‐ 2009 オレゴン大学 ビジネススクール マーケティング学部 講師。2005 ‐ 2009 オレゴン大学 ビジネススクール マーケティング学部 消費者行動心理学「行動経済学専門」博士課程修了。2010 - 2013 デューク大学 ビジネススクール マーケティング学部兼マネジメント学部 ポストドクター(博士研究員)、のち客員研究員。

2013 - 2015 アリアンツ・グローバル・インベスターズ リサーチコンサルタント。全世界約60兆円の資産運用会社アリアンツでのコンサルタント。ノーベル賞経済学賞を受賞したセイラー氏とSMarT Program (Save More Tomorrow)を始めたシェロモ・ベルナチ氏の下、リタイアメント資産の管理についての研究の応用。

2013 - 2016 サガラ・コンサルティング合同会社 代表。行動経済学がまだ一般的に広まる前から、サガラ・コンサルティング合同会社の代表として、アメリカ・ヨーロッパで金融、保険、製薬など幅広い業界に行動経済学を取り入れ、行動経済学の最前線で活動

2016-2020 北アメリカ・イプソス株式会社・行動科学センター 創設者兼代表。

業界初の行動経済学のケイパビリティを設立するため、業界大手(世界でも3番目に大きいマーケティングリサーチの会社)イプソスにヘッドハントされ、異例の若さで行動科学センター 創設者兼代表として就任。イプソスの既存の幅広いケイパビリティ(金融、ファーマ、テクノロジー等)にどう行動経済学を生かすかのビジネスモデルを解き明かし、3年連続で利益を2倍にする実績を叩き出した実績を持つ。米国における業界の行動科学の仕掛け人。

2019 - 現在 ペンシルベニア大学修士課程 Behavioral and Decision Sciences アドバイザー。2020 - 2021 Tenshey 株式会社 アドバイザー。2020-現在 米国FinTechベンチャーのBehave Technologies株式会社 顧問。2020-現在 Behavioral Science Group合同会社(別名:Syntonic Consulting合同会社) 代表。2024-現在 株式会社GAtechnologies 執行役員兼CBO。

メディア掲載・出演

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自身の研究は『Proceedings of the National Academy of Sciences』など世界的にも権威ある査読付き学術雑誌のほか、英国の大手新聞『The Guardian』、米国CBSマネーウォッチ、サイエンス・デイリーや英国のガーディアン紙など多数のメディアで発表・掲載。また、国際的な基調講演も頻繁に行い、イェール大学やスタンフォード大学、米国大手のUberなどにも招かれ講演を行うなど、行動経済学を広める活動を積極的に行っている。

連載

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著書

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『行動経済学が最強の学問である』(SBクリエイティブ株式会社)2023/6