犬上春吉

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犬上 春吉(いぬがみ の はるよし、生没年不詳)は、平安時代前期の官人は無しか。

経歴[編集]

仁和元年(885年)7月、近江国検非違使権主典前犬上郡大領従七位上と見え、権医師犬上郡郡老少初位下神人氏岳の官物奸盗を太政官に愁訴した[1][2]。他の事績は不明。

官歴[編集]

日本三代実録』による。

脚注[編集]

  1. ^ 『日本三代実録』巻第四十八、光孝天皇、仁和元年7月19日条
  2. ^ 阿部 2009, 78頁.

参考文献[編集]

  • 経済雑誌社 編『国史大系 第4巻 日本三代実録』経済雑誌社、1901年https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/991094 
  • 阿部猛『日本古代人名辞典』東京堂出版、2009年。ISBN 4490107617