コンテンツにスキップ

検索結果

  • 見られた。朕の宰化は寡方にしか及ばず、恩沢も遠くに及んでいない。故に世事は紛紜としてしまい、百城が離反に到ってししまった。勠力して心を一つとし、共に巨海を救済する事を卿には望んでいる。今、中倉には粟が数百千万も積まれ、東人の戦士は一人で百余に当たる事が出来る。内に入れば則ち穏やかに笑い合っているが、…
    54キロバイト (11,661 語) - 2023年7月4日 (火) 14:59
  • 給ひけるは、「歌を好みしきよちよくは舟に乗りて翻し、笛を好みしほうちよは竹に乗りてくつがへす。大国の穆王は壁に上りて天に上がる。張博望は浮木に乗りて巨海を渡る。義経は竹の葉に乗りて今の山川を渡る」とぞ宣ひて、上の山にぞ上がり給ふ。ある谷の洞に風少しのどけき所有り。「敵河を越えば、下矢先に一矢射て、矢