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  • 都の貴族である九条兼実や吉田経房は、下級貴族が地方に下向して、豪族として土着した者の末裔の長茂の国司任官・藤原秀衡の陸奥守任官を「天下の恥」「人以て嗟歎す」と非難している。しかし、長茂は「良家之子」と自認して、帯刀流・平維繁の一族で諸大夫の家に出自するという自己認識を貫いた。しかし越後守となるも長茂…
    6キロバイト (842 語) - 2022年9月24日 (土) 03:46
  • 詩経のサムネイル
    「大序」は古代中国における「詩」観を総論したもので、冒頭は以下のような書き出しから始まっている。 詩者、志之所之也。在心為志、發言為詩、情動於中、而形於言。言之不足、故嗟歎之、嗟歎之不足、故永歌之。永歌之不足、不知手之舞之、足之蹈之也。(詩は人心が発露したものである。人の心にあるのが志で、これが言に発されて詩となる。心の中…
    54キロバイト (8,900 語) - 2024年4月21日 (日) 01:43
  • 弱。又嬰物務。不能 懇習。迄以無成。 追思一言。何可復 得。忽見師作。縱橫 不群。迅疾駭人。 若還舊觀。 向使師得親承 善誘。函挹規 模。則入室之賓。 捨子奚適。嗟歎 不足。聊書此以冠 諸篇首。」其後繼 作不絕。溢乎 箱篋。其述形 似。則有張禮部 云。「奔蛇走虺 勢入座。驟雨旋 風聲滿堂。盧員 外云。「初疑輕 煙澹古松。又似山…
    8キロバイト (1,321 語) - 2024年1月28日 (日) 09:09
  • 我はなやみてをり わが膓わきかへり わが心わが衷に顛倒す 我甚しく悖りたればなり 外には劍ありてわが子を殺し 内には死のごとき者あり かれらはわが嗟歎をきけり 我をなぐさむるもの一人だに无し わが敵みなわが艱難をききおよび 汝のこれを爲たまひしを喜こべり 汝はさきに告しらせしその日を來らせたまはん
  • 重きことを知る。言はむと欲へば言窮まる。何を以てか言はむ。慮らむと欲へば慮り絶ゆ、何に由りてか慮らむ。惟以みれば、人賢愚と無く、世古今と無く、咸く悉嗟歎く。歳月競ひ流れ、昼夜息はず 曾子曰く、「往きて反らぬものは年なり」と。宣尼の川に臨む歎きも亦是なり。老疾相催し、朝夕侵し動ぐ。一代の歓楽、未だ席前に尽きずして