なおしま
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なおしま | |
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高松港に入港する本船 | |
基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 | 日本 |
所有者 | 四国汽船 |
運用者 | 四国汽船 |
建造所 | 藤原造船所 |
母港 | 宮浦港 |
姉妹船 | あさひ せと |
信号符字 | JD3853 |
MMSI番号 | 431006336 |
経歴 | |
起工 | 2014年 |
進水 | 2015年3月 |
竣工 | 2015年 |
就航 | 2015年5月1日 |
現況 | 就航中 |
要目 | |
総トン数 | 998 トン |
全長 | 74 m |
全幅 | 15 m |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | 2基 |
推進器 | 2軸 |
出力 | 4,000馬力 |
航海速力 | 12.0ノット |
旅客定員 | 500名 |
車両搭載数 | バス12台または乗用車61台 |
なおしまは、四国汽船が運航しているフェリー。四国汽船には過去同じ船名を名乗る船が複数存在するが、本項目では2015年に就航した船を取り扱う。
概要
[編集]先代「なおしま」の置き換え用として藤原造船所で建造され、2015年5月1日に宇野 - 直島 - 高松航路に就航した。
就航航路
[編集]- 本船とあさひの2隻で就航する。多客時やドック期間中は風戸航路の「せと」や瀬戸内観光汽船の「フェリーひなせ」、国際両備フェリーのおりんぴあ どりーむ(またはおりんぴあ どりーむせと)が代船として運航される場合がある。
設計
[編集]船体は3層構造で、上部から操舵室・露天デッキ、船室、車両甲板となっており、船室の窓は展望を考慮して上下寸法が大きくとられている。外観は、本船の発着する宮浦港に設置されており、直島のシンボルとなっている草間彌生の「赤かぼちゃ」をイメージして、白地に赤色のドット模様とされた。船内は髙島屋スペースクリエイツがデザインを担当、リビングルームのような「居心地の良さ」と美術館のような「静かさ」をコンセプトに、白を基調とした配色となっており、瀬戸内出身の作家5名の作品約20点が展示されている[1]。
船内はバリアフリー化されており、通常の船内設備に加えて、高齢者や身障者に対応した客室、多機能トイレ、車いす対応エレベーターなどを備える。
船内
[編集]客室はモノクラスで椅子席のほか、一部はソファ席となっている。自動販売機が設置されているが、売店等はない。
脚注
[編集]- ^ “四国汽船新造船「なおしま」5月就航 アート感覚で快適な船旅”. 産経新聞 (産経新聞社). (2015年4月19日). オリジナルの2016年9月7日時点におけるアーカイブ。 2016年9月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- 四国汽船
- MarineTraffic.com - NAOSHIMA - 自動船舶識別装置(AIS)による現在位置表示