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なおしま

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なおしま
高松港に入港する本船
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 四国汽船
運用者 四国汽船
建造所 藤原造船所
母港 宮浦港
姉妹船 あさひ せと
信号符字 JD3853
MMSI番号 431006336
経歴
起工 2014年
進水 2015年3月
竣工 2015年
就航 2015年5月1日
現況 就航中
要目
総トン数 998 トン
全長 74 m
全幅 15 m
機関方式 ディーゼル
主機関 2基
推進器 2軸
出力 4,000馬力
航海速力 12.0ノット
旅客定員 500名
車両搭載数 バス12台または乗用車61台
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なおしまは、四国汽船が運航しているフェリー。四国汽船には過去同じ船名を名乗る船が複数存在するが、本項目では2015年に就航した船を取り扱う。

概要

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先代「なおしま」の置き換え用として藤原造船所で建造され、2015年5月1日に宇野 - 直島 - 高松航路に就航した。

就航航路

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本船とあさひの2隻で就航する。多客時やドック期間中は風戸航路の「せと」や瀬戸内観光汽船の「フェリーひなせ」、国際両備フェリーのおりんぴあ どりーむ(またはおりんぴあ どりーむせと)が代船として運航される場合がある。

設計

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船体は3層構造で、上部から操舵室・露天デッキ、船室、車両甲板となっており、船室の窓は展望を考慮して上下寸法が大きくとられている。外観は、本船の発着する宮浦港に設置されており、直島のシンボルとなっている草間彌生の「赤かぼちゃ」をイメージして、白地に赤色のドット模様とされた。船内は髙島屋スペースクリエイツがデザインを担当、リビングルームのような「居心地の良さ」と美術館のような「静かさ」をコンセプトに、白を基調とした配色となっており、瀬戸内出身の作家5名の作品約20点が展示されている[1]

船内はバリアフリー化されており、通常の船内設備に加えて、高齢者や身障者に対応した客室、多機能トイレ、車いす対応エレベーターなどを備える。

船内

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客室はモノクラスで椅子席のほか、一部はソファ席となっている。自動販売機が設置されているが、売店等はない。

脚注

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外部リンク

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