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『日本タレント名鑑』は1968年に[[井草繁太朗]]が設立した株式会社レジャー通信社によって1970年に創刊された<ref name="talent">[http://www.vip-times.co.jp/profiles/ VIPタイムズ社 「会社概要」]</ref>。当初は『日本タレント年鑑』という名称であったが1973年から『日本タレント名鑑』に変更した<ref name="talent"/>。
『日本タレント名鑑』は1968年に[[井草繁太朗]]が設立した株式会社レジャー通信社によって1970年に創刊された<ref name="talent">[http://www.vip-times.co.jp/profiles/ VIPタイムズ社 「会社概要」]</ref>。当初は『日本タレント年鑑』という名称であったが1973年から『日本タレント名鑑』に変更した<ref name="talent"/>。


井草繁太朗がテレビ局で勤務し、芸能人の顔写真・名前・所属事務所・プロフィールを一覧する名鑑の必要性をおぼえ、創刊のきっかけとなる<ref name="talent"/>。日本国内で活動する[[芸能人]]と[[芸能事務所]]のプロフィールを記載し、メディアなどの制作現場などにおけるキャスティングバイブルとして広く使用されている他、各[[ポータルサイト]]([[Yahoo! JAPAN]]、[[goo]]、[[Infoseek]]、[[MSN|MSN Japan]]、[[BIGLOBE]]など)の芸能人項目[[データベース]]に内容を提供している<ref name="talent"/><ref>PR TIMES: [https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000019138.html 日本最大級のオーディションサイト『narrow(ナロー)』が、創刊46年を迎える『日本タレント名鑑』と業務提携](2016/5/9)</ref><ref>ASCIIデジタル用語辞典: [https://yougo.ascii.jp/caltar/Yahoo!_Search_Technology Yahoo! Search Technology]</ref>。
井草繁太朗がテレビ局で勤務し、芸能人の顔写真・名前・所属事務所・プロフィールを一覧する名鑑の必要性をおぼえ、創刊のきっかけとなる<ref name="talent"/>。日本国内で活動する[[芸能人]]と[[芸能事務所]]のプロフィールを記載し、メディアなどの制作現場などにおけいて「芸能界のバイブル」あいは「キャスティングバイブル呼称され広く使用されている<ref name="a20031228">{{Cite news|和書|author=増谷文生|title=アイドルファン(日本が見えますか コミュニティー) 【名古屋】|newspaper=朝日新聞 朝刊|date=2003-12-28|page=25|accessdate=2020-06-13}} - 聞蔵Ⅱビジュアルにて閲覧。</ref><ref name="barks">{{cite news|date=2014-02-02|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000099585|title=キャスティング・バイブル『日本タレント名鑑』最新版発売|newspaper=BARKS|publisher=ジャパンミュージックネットワーク|accessdate=2020-06-13|archiveurl=https://web.archive.org/news/?id=1000099585|archivedate=2020-06-13}}</ref>他、各[[ポータルサイト]]([[Yahoo! JAPAN]]、[[goo]]、[[Infoseek]]、[[MSN|MSN Japan]]、[[BIGLOBE]]など)の芸能人項目[[データベース]]に内容を提供している<ref name="talent"/><ref>PR TIMES: [https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000019138.html 日本最大級のオーディションサイト『narrow(ナロー)』が、創刊46年を迎える『日本タレント名鑑』と業務提携](2016/5/9)</ref><ref>ASCIIデジタル用語辞典: [https://yougo.ascii.jp/caltar/Yahoo!_Search_Technology Yahoo! Search Technology]</ref>。2003年度版の時点では約10,800人のタレントが掲載され、毎年内容が更新されるたびに新たに数百名が追加されている<ref name="a20031228"/>。


2006年より[[インターネット]]上でタレント情報の有償参照が可能な「タレメcasting」のサービス提供を開始した<ref name="talent"/>。書籍の『日本タレント名鑑』が紙面都合上10,000件前後の掲載数であるのに対し、「タレメcasting」では25,000件以上のタレントプロフィールが確認可能としている<ref name="tareme">タレメcasting: [https://www.talemecasting.com/faq.html タレメcasting「FAQ」]</ref>。
2006年より[[インターネット]]上でタレント情報の有償参照が可能な「タレメcasting」のサービス提供を開始した<ref name="talent"/>。書籍の『日本タレント名鑑』が紙面都合上10,000件前後の掲載数であるのに対し、「タレメcasting」では25,000件以上のタレントプロフィールが確認可能としている<ref name="tareme">タレメcasting: [https://www.talemecasting.com/faq.html タレメcasting「FAQ」]</ref>。
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* [[プロフィール]]
* [[プロフィール]]
* [[キャスティング]]
* [[キャスティング]]
* [[Web版TVスター名鑑]]
* [[TVスター名鑑]]


== 外部リンク ==
== 外部リンク ==

2020年6月13日 (土) 05:14時点における版

日本タレント名鑑』(にほんタレントめいかん)は、芸能人プロフィールを記載する事典で、株式会社VIPタイムズ社が年毎に刊行する。「タレメ」と通称される[1]

概要

『日本タレント名鑑』は1968年に井草繁太朗が設立した株式会社レジャー通信社によって1970年に創刊された[2]。当初は『日本タレント年鑑』という名称であったが1973年から『日本タレント名鑑』に変更した[2]

井草繁太朗がテレビ局で勤務し、芸能人の顔写真・名前・所属事務所・プロフィールを一覧する名鑑の必要性をおぼえ、創刊のきっかけとなる[2]。日本国内で活動する芸能人芸能事務所のプロフィールを記載し、メディアなどの制作現場などにおけいて「芸能界のバイブル」あるいは「キャスティングバイブル」と呼称され広く使用されている[3][4]他、各ポータルサイトYahoo! JAPANgooInfoseekMSN JapanBIGLOBEなど)の芸能人項目データベースに内容を提供している[2][5][6]。2003年度版の時点では約10,800人のタレントが掲載され、毎年内容が更新されるたびに新たに数百名が追加されている[3]

2006年よりインターネット上でタレント情報の有償参照が可能な「タレメcasting」のサービス提供を開始した[2]。書籍の『日本タレント名鑑』が紙面都合上10,000件前後の掲載数であるのに対し、「タレメcasting」では25,000件以上のタレントプロフィールが確認可能としている[7]文化庁は著作物利用時おける権利者への連絡を取る際の手段として芸能分野において参照すべき名簿・名鑑例として本書を提示している[8]

掲載項目

以下の掲載項目のうち、所属事務所などが情報提供を許可している項目について、タレントプロフィールとして掲載しているが、『日本タレント名鑑』では紙面都合によりすべての情報が掲載できないため、詳細情報として「タレメcasting」上で追加の内容が掲載されている[1][7]

  • 基本情報
プロフィール写真、タレント名、性別、ジャンル、所属プロダクション、本名、生年月日、年齢、星座、出身地(国内・国外)
  • 生体情報
血液型、身長、体重、バスト、ウエスト、ヒップ、靴サイズ
  • パーソナル情報
免許・資格、特技・趣味、長所、短所、好きな色、好きな食べ物、タレントURL、デビューのきっかけ
  • 経歴情報
稽古・レッスン歴、デビュー作品、デビュー年、受賞歴、代表作品

脚注

  1. ^ a b VIPタイムズ社 「お問い合わせ」
  2. ^ a b c d e VIPタイムズ社 「会社概要」
  3. ^ a b 増谷文生「アイドルファン(日本が見えますか コミュニティー) 【名古屋】」『朝日新聞 朝刊』、2003年12月28日、25面。2020年6月13日閲覧。 - 聞蔵Ⅱビジュアルにて閲覧。
  4. ^ “キャスティング・バイブル『日本タレント名鑑』最新版発売”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク). (2014年2月2日). オリジナルの2020年6月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/news/?id=1000099585 2020年6月13日閲覧。 
  5. ^ PR TIMES: 日本最大級のオーディションサイト『narrow(ナロー)』が、創刊46年を迎える『日本タレント名鑑』と業務提携(2016/5/9)
  6. ^ ASCIIデジタル用語辞典: Yahoo! Search Technology
  7. ^ a b タレメcasting: タレメcasting「FAQ」
  8. ^ 文化庁: 裁定の手引き-権利者が不明な著作物等の利用について

関連項目

外部リンク