「ローレンツ方程式」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
MathXYZ (会話 | 投稿記録)
タイプミスを修正, リンクを追加
タグ: モバイル編集 モバイルアプリ編集 Androidアプリ編集
MathXYZ (会話 | 投稿記録)
→‎関連項目: リンクを追加
タグ: モバイル編集 モバイルアプリ編集 Androidアプリ編集
21行目: 21行目:
* [[カオス理論]]
* [[カオス理論]]
* [[ロジスティック方程式]]
* [[ロジスティック方程式]]
* [[レスラー方程式]]
* [[常微分方程式]]
* [[常微分方程式]]



2019年9月5日 (木) 16:11時点における版

p = 10、r = 28、b = 8/3のときのローレンツ・アトラクタ。
A sample solution in the Lorenz attractor when ρ = 28, σ = 10, and β = 8/3

ローレンツ方程式 (ローレンツほうていしき)は、カオス的ふるまいを示す非線型常微分方程式の一つである。次に式を示す。



x, y, zの3つの変数についての方程式で、システムのふるまいは、3つの定数p, r, bにより決まる。

大気変動モデルを研究していたマサチューセッツ工科大学気象学者エドワード・N・ローレンツ (Edward N. Lorenz) が、論文「決定論的非周期な流れ( Deterministic Nonperiodic Flow)」 (1963) の中で提示した。図では、この論文でローレンツが与えた p = 10、r = 28、b = 8/3 という設定での x, y, zの軌跡が示されている。決定論的な連立常微分方程式が初期値鋭敏性を持つことは驚きをもって迎えられ、カオス研究の端緒となった。

参考文献

  • Lorenz, E. N.: Deterministic Nonperiodic Flow, Journal of Atmospheric Sciences, Vol.20, pp.130-141, 1963. link

関連項目

外部リンク