「共有結合結晶」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Akane700 (会話 | 投稿記録)
DEFAULTSORT
編集の要約なし
3行目: 3行目:
[[ダイヤモンド]]などのように、共有結晶の中で各原子どうしは強い結合を形成する場合があり、その結果、融点が高かったり硬い性質を持つ場合がある。通常、[[電気伝導性]]はほとんどない。
[[ダイヤモンド]]などのように、共有結晶の中で各原子どうしは強い結合を形成する場合があり、その結果、融点が高かったり硬い性質を持つ場合がある。通常、[[電気伝導性]]はほとんどない。


その他、[[ケイ素]](シリコン)、[[二酸化ケイ素]]などが共有結晶を作る。
その他、[[ケイ素]](シリコン)、[[二酸化ケイ素]]、[[炭化ケイ素]]などが共有結晶を作る。


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==

2015年10月24日 (土) 09:22時点における版

共有結晶(きょうゆうけっしょう、covalent crystal)は、共有結合によって形成される結晶のこと。この名称は『学術用語集』(物理学編・分光学編)で定められている。一つの結晶粒で一つの分子(巨大分子)を形成しているため、化学式で表す際は形成される元素とその比率により表される。共有結合結晶とも呼ばれる。

ダイヤモンドなどのように、共有結晶の中で各原子どうしは強い結合を形成する場合があり、その結果、融点が高かったり硬い性質を持つ場合がある。通常、電気伝導性はほとんどない。

その他、ケイ素(シリコン)、二酸化ケイ素炭化ケイ素などが共有結晶を作る。

関連項目