「ジャズ・シンガー」の版間の差分
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[[ユダヤ人]]の少年ジョン・ラーヴィノヴィッツは或る酒場で俗的な歌を歌っていたのを[[ユダヤ]]教司祭長で厳格な父に見つかり勘当されてしまう。数年後。ジャック・ロビンと言う[[アメリカ人]]の名前を名乗ったラーヴィノヴィッツは長年の夢であった[[ジャズ]]シンガーになり人気を博していた。舞台女優メアリーと恋仲になったラーヴィノヴィッツは彼女の手助けで大舞台で歌う事になったが、その前日、母が訪ねて来る。ラーヴィノヴィッツが歌う日はちょうどユダヤ人にとって聖なる日であり、ユダヤ人達が父の経営する教会に集まり讃美歌を歌う日であった。ところが父が病気で倒れてしまったのだった。母がラーヴィノヴィッツを訪ねて来たのは彼に、父の代わりに讃美歌を歌ってもらう様頼む為だった。メアリーは「ラーヴィノヴィッツはもう立派なジャズ歌手であり自立した大人。そんな彼に親の都合を勝手に押し付け、大舞台をフイにして良いのか」と抗議する。しかし彼は敢えて教会で讃美歌を歌う事を選ぶ。 |
[[ユダヤ人]]の少年ジョン・ラーヴィノヴィッツは或る酒場で俗的な歌を歌っていたのを[[ユダヤ]]教司祭長で厳格な父に見つかり勘当されてしまう。数年後。ジャック・ロビンと言う[[アメリカ人]]の名前を名乗ったラーヴィノヴィッツは長年の夢であった[[ジャズ]]シンガーになり人気を博していた。舞台女優メアリーと恋仲になったラーヴィノヴィッツは彼女の手助けで大舞台で歌う事になったが、その前日、母が訪ねて来る。ラーヴィノヴィッツが歌う日はちょうどユダヤ人にとって聖なる日であり、ユダヤ人達が父の経営する教会に集まり讃美歌を歌う日であった。ところが父が病気で倒れてしまったのだった。母がラーヴィノヴィッツを訪ねて来たのは彼に、父の代わりに讃美歌を歌ってもらう様頼む為だった。メアリーは「ラーヴィノヴィッツはもう立派なジャズ歌手であり自立した大人。そんな彼に親の都合を勝手に押し付け、大舞台をフイにして良いのか」と抗議する。しかし彼は敢えて教会で讃美歌を歌う事を選ぶ。 |
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メアリーの「ジャズシンガーが賛美歌を歌ってる」と言う嘆きの声を傍らに、ラーヴィノヴィッツは立派に父の代役を果たすのだった。病床の父はそんな息子の立派な姿を目に焼き付けながら息を引き取るのだった。数か月後。改めて大舞台で歌う事になったラーヴィノヴィッツは顔に墨を塗り、[[黒人]]に扮しながらメアリー、母の前で「マミー」を熱唱する。母はそんな息子の姿を、涙を流しながら見守るのだった。 |
メアリーの「ジャズシンガーが賛美歌を歌っている」と言う嘆きの声を傍らに、ラーヴィノヴィッツは立派に父の代役を果たすのだった。病床の父はそんな息子の立派な姿を目に焼き付けながら息を引き取るのだった。数か月後。改めて大舞台で歌う事になったラーヴィノヴィッツは顔に墨を塗り、[[黒人]]に扮しながらメアリー、母の前で「マミー」を熱唱する。母はそんな息子の姿を、涙を流しながら見守るのだった。 |
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== キャスト == |
== キャスト == |
2013年6月20日 (木) 10:45時点における版
ジャズ・シンガー | |
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The Jazz Singer | |
映画のポスター | |
監督 | アラン・クロスランド |
脚本 | アルフレッド・A・コーン |
原作 | サムソン・ラファエルソン |
出演者 | アル・ジョルソン |
音楽 | ルイス・シルヴァース |
撮影 | ハル・モーア |
編集 | ハロルド・マッコード |
配給 | ワーナー・ブラザーズ |
公開 |
1927年10月6日 1930年8月21日 |
上映時間 | 88分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $422,000 |
『ジャズ・シンガー』(The Jazz Singer)は、1927年10月6日にアメリカのワーナー・ブラザーズが公開した映画で、ヴァイタフォン方式を採用した世界初のトーキーと言われている。
「You ain't heard nothin' yet!(お楽しみはこれからだ!)」というセリフが、映画史上初めてのセリフとして有名である。映画全編を通してのトーキーではなく、部分的なトーキー(パートトーキー)だったが、驚異的な興行収入を記録し、トーキーの時代の幕開きとなった。第1回アカデミー賞で脚色賞部門でノミネートされた。
ストーリー
ユダヤ人の少年ジョン・ラーヴィノヴィッツは或る酒場で俗的な歌を歌っていたのをユダヤ教司祭長で厳格な父に見つかり勘当されてしまう。数年後。ジャック・ロビンと言うアメリカ人の名前を名乗ったラーヴィノヴィッツは長年の夢であったジャズシンガーになり人気を博していた。舞台女優メアリーと恋仲になったラーヴィノヴィッツは彼女の手助けで大舞台で歌う事になったが、その前日、母が訪ねて来る。ラーヴィノヴィッツが歌う日はちょうどユダヤ人にとって聖なる日であり、ユダヤ人達が父の経営する教会に集まり讃美歌を歌う日であった。ところが父が病気で倒れてしまったのだった。母がラーヴィノヴィッツを訪ねて来たのは彼に、父の代わりに讃美歌を歌ってもらう様頼む為だった。メアリーは「ラーヴィノヴィッツはもう立派なジャズ歌手であり自立した大人。そんな彼に親の都合を勝手に押し付け、大舞台をフイにして良いのか」と抗議する。しかし彼は敢えて教会で讃美歌を歌う事を選ぶ。
メアリーの「ジャズシンガーが賛美歌を歌っている」と言う嘆きの声を傍らに、ラーヴィノヴィッツは立派に父の代役を果たすのだった。病床の父はそんな息子の立派な姿を目に焼き付けながら息を引き取るのだった。数か月後。改めて大舞台で歌う事になったラーヴィノヴィッツは顔に墨を塗り、黒人に扮しながらメアリー、母の前で「マミー」を熱唱する。母はそんな息子の姿を、涙を流しながら見守るのだった。
キャスト
関連項目
- 映画史
- ヴァイタフォン
- ジャズ・シンガー (1980年の映画) - この映画のリメイク作品
外部リンク
- IVC 淀川長治 解説ページ
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