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[[プリンター]]や[[スキャナ]]の性能表示として用いられる。また、プリントサイズと対にする事で[[コンピュータ]]上で用いる[[画像]][[データ]]の精度を表す単位としても用いられる。
[[プリンター]]や[[スキャナ]]の性能表示として用いられる。また、プリントサイズと対にする事で[[コンピュータ]]上で用いる[[画像]][[データ]]の精度を表す単位としても用いられる。


通常、良好な視認結果を得られるドット密度としては、[[ブラウン管|CRT]]や[[LCD]]においては72~96程度、印刷物においては300以上が必要であるとされる。これは提示する内容にも依存する。例えば、漢字の字形は英語のアルファベットよりも緻密であるため、視認性を高めるには高い解像度が必要となる。
通常、良好な視認結果を得られるドット密度としては、[[ブラウン管|CRT]]や[[LCD]]においては72~96程度、印刷物においては300以上が必要であるとされる{{誰2|date=2013年5月}}。これは提示する内容にも依存する。例えば、漢字の字形は英語のアルファベットよりも一般に緻密であるため、視認性を高めるには高い解像度が必要となる。


印刷物に用いるデータのdpiが低い場合は、実際に印刷した場合にジャギー・ないしはボケとなって現れるため、「コンピュータの画面で見た場合はちょうどよく見えても、印刷してみるとボケて見える」といった事態を招くことになる。
印刷物に用いるデータのdpiが低い場合は、実際に印刷した場合にジャギー・ないしはボケとなって現れるため、「コンピュータの画面で見た場合はちょうどよく見えても、印刷してみるとボケて見える」といった事態を招くことになる。


[[インクジェットプリンター]]の性能表示は、あくまでもインクを噴射する間隔を表した数字に過ぎない。紙の上ではイク滴の大きさ滲みなどよって少からずドット同士が重なり合う
[[インクジェットプリンター]]の性能表示におけるdpi値は、あくまでもインクを噴射する間隔を表した数字に過ぎず、コピュータディスプレイ商業印刷おけるdpiと単純に比較することはでき


== 関連項目 ==
== 関連項目 ==

2013年5月6日 (月) 07:17時点における版

dpi
ヤード・ポンド法
ドット密度
定義 1インチあたり1ドットのドット密度
テンプレートを表示

dpi(ディーピーアイ、DPIとも表記)とは、dots per inchの略で、ドット密度単位である。1インチ(1平方インチではない)の幅の中にどれだけのドットを表現できるかを表す。なお、dpiで表したドット密度の数値を、単にdpiと呼ぶことがある。

プリンタースキャナの性能表示として用いられる。また、プリントサイズと対にする事でコンピュータ上で用いる画像データの精度を表す単位としても用いられる。

通常、良好な視認結果を得られるドット密度としては、CRTLCDにおいては72~96程度、印刷物においては300以上が必要であるとされる[誰によって?]。これは提示する内容にも依存する。例えば、漢字の字形は英語のアルファベットよりも一般に緻密であるため、視認性を高めるには高い解像度が必要となる。

印刷物に用いるデータのdpiが低い場合は、実際に印刷した場合にジャギー・ないしはボケとなって現れるため、「コンピュータの画面で見た場合はちょうどよく見えても、印刷してみるとボケて見える」といった事態を招くことになる。

インクジェットプリンターの性能表示におけるdpi値は、あくまでもインクを噴射する間隔を表した数字に過ぎず、コンピュータディスプレイや商業印刷におけるdpiと単純に比較することはできない。

関連項目