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2012年2月9日 (木) 14:04時点における版
創造社は、1921年6月から7月の間に、日本で成立した現代文学の社団である。日本に留学していた郭沫若、成仿吾、郁達夫、張資平、田漢、鄭伯奇などの人によって共同創建された。太陽社とともに、当時、中国の二大革命文学団体の一つであった。
創造社は成立後、『創造社叢書』を編集出版し郭沫若の詩歌『女神』などを掲載した。翌年、『創造季刊』の発行を開始し、1923年には、『創造週報』、さらに、『中華新報』の文学副刊である『創造日』を編集出版している。
創造社は、前期には、天才を尊重し、自我の表現を芸術の趣旨となし、作品は、早期ロマン主義、嘆美主義の特徴を有していた。中国の新文学活動に相当の促進作用をもたらした。創造社が核心となって形成した詩歌の流れは、早期ロマン主義と称された。
後期には、日本から帰国した馮乃超、王独清、穆木天、彭康などの新会員が加入した。
1926年、創造社は出版部を閘北宝山路三徳里A11号に設けた。編集部が出版した『A11』は、この住所によったものである。1928年には、老巴子路(現在の武進路)518号に移転した。創造社出版部は、『創造月刊』、『A11』週刊、『創造社叢書』など10余種の刊行物や叢書を出版した。
1929年2月、創造社と出版部は、当局によって閉鎖された。