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*[[2008年]](平成20年)[[4月8日]] - 「'''いわき芸術文化交流館アリオス'''」が第一次オープン |
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*[[2009年]](平成21年)[[5月2日]] - グランドオープン |
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*[[2010年]](平成22年) USITT賞(米国劇場技術協会建築賞)を受賞 |
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== その他 == |
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*施設のイメージを図案化したシンボルマークは、[[石井竜也]](カールスモーキー石井)がデザインを担当した。 |
*施設のイメージを図案化したシンボルマークは、[[石井竜也]](カールスモーキー石井)がデザインを担当した。 |
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== 外部リンク == |
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*[http://www.iwaki-alios.jp/ いわき芸術文化交流館アリオス] |
*[http://www.iwaki-alios.jp/ いわき芸術文化交流館アリオス] |
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*[http://mps.fukushima-nct.ac.jp/iwakiwiki/index.php/%E3%81%84%E3%82%8F%E3%81%8D%E8%8A%B8%E8%A1%93%E6%96%87%E5%8C%96%E4%BA%A4%E6%B5%81%E9%A4%A8%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%82%B9 いわき芸術文化交流館アリオス/いわき百科事典プロジェクト] |
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2011年3月6日 (日) 23:08時点における版
いわき芸術文化交流館ALIOS | |
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情報 | |
旧名称 | 平市民会館 |
開館 | 2008年4月8日 |
客席数 |
大ホール 1705席(通常時) 中劇場 687席~517席(可変式) 小劇場 233席 音楽小ホール 200席 |
延床面積 | 27,547m² |
設備 | ホール、リハーサル室、練習室、スタジオ、レストラン、カフェ、ショップ、インフォメーション・チケットカウンター 他 |
用途 | クラシック、オペラ、ポピュラー音楽コンサート、演劇 他 |
運営 | いわき市 |
所在地 | 福島県いわき市平字三崎1-6 |
アクセス | いわき駅下車 徒歩約15分 |
いわき芸術文化交流館ALIOS(アリオス)は、福島県いわき市平字三崎1番地の6にある文化交流施設である。略称は「いわきアリオス」。
概要
施設は、地上6階建ての本館、地上4階建ての別館で構成されており、本館には、国内最高水準の音響性能を持つ大ホール、国内有数の舞台装置を持つ中劇場、小劇場など、別館には、音楽小ホール、練習室などがある。2008年4月8日に大ホール、小劇場などが第一次オープンし、2009年5月2日に中劇場など全ての施設が完成しグランドオープンした。
ALIOSという愛称は、Ar t(芸術)、Life(生活)、Information(情報)、Oasis(憩いの場)、Sightseeing(観光)の頭文字からとったもので、市民の様々なニーズに対応した機能が充実していることを表現している。
この事業は、いわき市が、民間の資金やノウハウを活用して施設整備をする「PFI」方式を導入。施設の設計、建設、維持管理を特別事業目的会社「いわき文化交流パートナーズ」が行う。施設の事業運営は、PFIから外し、いわき市が直営で行う。
前身の平市民会館時代よりも、大ホールの客席数が減らされたことで全国クラスのコンクールが開催できないと、合唱などの団体から計画の見直しが求められ、当初の計画より座席数を増やすこととなった[1]。
いわきアリオスのエントランスホールは平中央公園と隣接していて、1階ホールの他2階デッキからも直接行くことができる。
館内概要
- 本館
- 大ホール 1階~5階(入場口は2階)
- 国内最高水準の音響性能を持つ、シューボックス型3層バルコニー形式のホールで、音が客席全体に均一に届くように設計され、ホール全体が楽器のように鳴り響く。
- 音響反射板は可動式なので、音楽、演劇、ダンス、古典芸能など様々なジャンルの上演が可能。
- 舞台形式
- プロセニアム形式(可変)/
- 音響反射板形式(中編成・大編成・拡張編成)
- 客席数
- 通常時 1705席 最大1840席
- 1・2階のみ使用時 1122席
- オーケストラピット使用時 1516席
- 中劇場 1階~5階(入場口は2階)
- 国内有数の舞台装置を持つ、可変型2層バルコニー形式のホールで、効率よく多様な舞台形式に対応でき、建築と舞台機構が一体となって構成される劇場空間をつくる。
- 国内初となる「移動式縦型客席ユニット」と「移動式額縁ユニット」を導入し、ホバークラフトの原理を応用し、ユニットの下に高圧の空気を送り込んで浮かせることによって少人数で転換が可能。
- 演劇や、ダンス、能などの古典芸能、コンサートといった様々なステージプランに応じて舞台、客席面の形式を変動できる。
- 舞台形式
- 8間プロセニアム形式(基本)
- 6間プロセニアム形式
- ポディウム形式
- スラスト形式
- 能舞台形式
- 8間花道形式
- 客席数
- 8間プロセニアム形式 687席
- 6間プロセニアム形式 500席
- ポディウム形式 565席
- スラスト形式 517席
- 小劇場 4階~5階(入場口は4階)
- ワンボックス型+両袖舞台1層バルコニー形式のホールで、舞台、客席面の形状が変えられる。演劇、音楽、落語、ダンスなど様々なステージプランを可能にし、表現のすべてがダイレクトに客席に伝わる。
- 舞台、客席面の形状の変更が可能で、客席を引き出し状に収納し、平土間形式でも利用できる。
- 客席数は、233席。
- 中リハーサル室 3階
- 小劇場の稽古場としても適した広さを有し、バレエ、ダンス、舞踊などのリハーサル、ワークショップや演劇活動にも利用可能。
- スタジオ 3階
- 交流ロビーに臨む特徴的な多角形の空間で、防音、遮音性にすぐれ音漏れが気になるバンド練習に適している。
- 大リハーサル室 5階
- 遮音性に留意した広いスペースは、大ホールの舞台面と同様の面積があり、事前リハーサルなどに利用できる。
- カスケード(交流ロビー) 2階
- 天井から自然光が差し込み、開放感のある吹き抜けのロビー空間。「カスケード」とは「幾筋もの滝」という意味で、天井からの光の反射が壁面にきらめき、いくつもの水筋を作るようなイメージになっている。
- また、市民に長年親しまれた旧市民会館の緞帳(棟方志功原画の「大平和の頌(だいへいわのしょう)」)が陶板のモニュメントになって設置されている。
- カンティーネ、アリオスカフェ 2階
- アリオスの中心に位置するカンティーネ。休憩などに最適。
- アリオスラウンジ(市民活動室) 1階
- 音楽、演劇などの関連雑誌を閲覧でき、また、コピー、ファックス機などを備えている。などがある市民活動室。
- キッズルーム 1階
- 公園に面し、開放的な空間。授乳室や子ども用トイレを備えている。
- インフォメーション、チケットカウンター、ショップ、レストラン 1階
- 屋上テラス 4階
- 屋上に現れたくつろぎの庭園。天の川をイメージした四季折々の草花が迎えてくれる。
- デッキテラス 3階
- 公園側に広がる空間。公園を一望でき心地よい風を感じることが出来る。
- 別館
- 音楽小ホール 1階~2階(入場口は1階)
- 固定舞台、音響、照明設備などが設けられ、リサイタルや、発表会などに最適なホール。
- 客席数は200席。
- 練習室 2階~3階
- 音楽全般を主に、40~50人程度で練習可能な中練習室のほか、少人数用の練習室も備えている。
- 稽古場 4階
- 演劇やダンス、古典芸能などで利用できる。
沿革
- 1966年(昭和41年)4月 - いわき市誕生に先駆けて「平市民会館」として開館
- 2006年(平成18年)1月 - 「アリオス」建設工事開始
- 2007年(平成19年)3月20日 - 平市民会館閉館
- 2008年(平成20年)4月8日 - 「いわき芸術文化交流館アリオス」が第一次オープン
- 2009年(平成21年)5月2日 - グランドオープン
- 2010年(平成22年) USITT賞(米国劇場技術協会建築賞)を受賞
その他
- 施設のイメージを図案化したシンボルマークは、石井竜也(カールスモーキー石井)がデザインを担当した。
- 施設内の美術品