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2010年6月23日 (水) 12:05時点における版
タワナアンナは、古代オリエントに存在したヒッタイト王国(帝国)の后妃の称号。
紀元前1680年から1650年頃に旧ヒッタイト王国を治めていたラバルナ1世(ヒッタイト建国・創始者)の妃であったタワナアンナの名がそのまま第一后妃の称号となったもの。
タワナアンナは妃の称号ではあるが、既に独立した身分で、夫である王が亡くなり皇太后になってから後も、そのタワナアンナが生きているうちにはタワナアンナの交代はなく、死ぬまでの身分として保障される。よって、王が交代をしても生きている限り、次の王の妃はタワナアンナの称号・身分を手にすることはできないものとされていたようで、その例外はほぼ無いに等しい。
ヒッタイトの歴代后妃
- タワナアンナ
- カッドゥシ - ハットゥシリ1世の妃
- カリ - ムルシリ1世の妃
- ハラプシェキ - ハンティリ1世の妃
- イシタパリヤ - テリピヌの妃
- ハラプシリ - アルワムナの妃
- シュムミリ - フッツィヤ2世の妃
- 二カルマティ - トゥドハリヤ2世の妃
- アシムニカル - アルヌワンダ1世の妃
- ダドゥへパ - シュッピルリウマ1世の妃
- ヒンティ - シュッピルリウマ1世の妃
- ガシシュラウィヤ - ムルシリ2世の妃
- ダヌへパ - ムルシリ2世、ムワタリの妃
- プドゥへパ - ハットゥシリ3世の妃
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