「象嵌」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
 
Johncapistrano (会話 | 投稿記録)
m typo
3行目: 3行目:
この技法は、[[シリア]]の[[ダマスカス]]で生まれ、[[シルクロード]]経由で[[飛鳥時代]]に日本に伝わったとされる。
この技法は、[[シリア]]の[[ダマスカス]]で生まれ、[[シルクロード]]経由で[[飛鳥時代]]に日本に伝わったとされる。


[江戸時代]]には京都などに優れた職人が多数生まれ、[[日本刀]]の拵えや甲冑、鏡や[[根付]]、文箱、重箱などに腕を振るった。
[[江戸時代]]には[[京都]]などに優れた職人が多数生まれ、[[日本刀]]の拵えや甲冑、鏡や[[根付]]、文箱、重箱などに腕を振るった。


また、金属だけではなく、彩色した木材や骨片、貝殻なども素材として用いられる。
また、金属だけではなく、彩色した木材や骨片、貝殻なども素材として用いられる。

2004年4月13日 (火) 09:20時点における版

象嵌(ぞうがん)は、などの地金の表面を彫り、色彩の異なる金属をそのくぼみの形に彫ったものを埋め込む工芸技法。

この技法は、シリアダマスカスで生まれ、シルクロード経由で飛鳥時代に日本に伝わったとされる。

江戸時代には京都などに優れた職人が多数生まれ、日本刀の拵えや甲冑、鏡や根付、文箱、重箱などに腕を振るった。

また、金属だけではなく、彩色した木材や骨片、貝殻なども素材として用いられる。