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'''コンパクト盤'''(コンパクトばん、Extended Play)とは、「[[シングルレコード]]のサイズ(17cm=7インチ)で、1分間の回転数が[[レコード|LP]]と同じ33回転(33[[rpm (単位)|rpm]])」のレコードの通称。「4曲入りEP盤」「17cmLP」とも。 |
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その後に主流となった[[コンパクトディスク|CD]]や[[デジタル・ダウンロード]]の形態では[[シングル#CDシングル|マキシシングル]]やミニアルバムに相当し、同時にEPの名も残った。 |
その後に主流となった[[コンパクトディスク|CD]]や[[デジタル・ダウンロード]]の形態では'''[[シングル#CDシングル|マキシシングル]]'''や'''ミニ・アルバム'''に相当し、同時に'''EP'''の名も残った。 |
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== 歴史 == |
== 歴史 == |
2010年3月23日 (火) 08:18時点における版
コンパクト盤(コンパクトばん、Extended Play)とは、「シングルレコードのサイズ(17cm=7インチ)で、1分間の回転数がLPと同じ33回転(33rpm)」のレコードの通称。「4曲入りEP盤」「17cmLP」とも。
その後に主流となったCDやデジタル・ダウンロードの形態ではマキシシングルやミニ・アルバムに相当し、同時にEPの名も残った。
歴史
小さいので扱いやすいが収録時間の短い17cmEP盤と、収録時間は長いが大きく比較的高価な30cmLP盤の中間に位置するもので、通常のシングルレコードよりも収録時間が長いため、「各面に2曲〜3曲ずつ収録した、計4〜6曲入り」(シングルレコードは通常、各面に1曲ずつ収録)、「1曲の演奏時間の長い楽曲の収録」などの目的に用いられた。収録曲数が多いといっても「アルバム」として作成される30cmLPと違い、片面に2~3曲なので実際には「お徳用」としての性格が強い商品が多かった。
1960年代半ばまでをピークとして多数リリースされたが、徐々に廃れ、1970年代半ばから、リミックスバージョン主流となった1980年代以降は、現在のレコード復刻も含め、より音質の良い45回転で30cm(12インチ)の製品に、とって代わられることが多くなった。
その後に取って代わったCDやデジタル・ダウンロードの形態ではマキシシングルやミニアルバムとして栄え、数多くの作品がリリースされた。
主なコンパクト盤の作品
- ビートルズ『マジカル・ミステリー・ツアー』(1967年)は2枚組コンパクト盤として発売。現在は、CDアルバムとして発売。
- アリス・イン・チェインズ『アナザー・サイド・オブ・アリス』(1994年)はビルボードのアルバム・チャートで1位を獲得した初めてのコンパクト盤。