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2009年1月7日 (水) 08:12時点における版
P2(ピーツー)とはパナソニックが推進する半導体メモリーを利用したプロ市場向けビデオ用記憶媒体である。松下が販売するSDメモリーカードをPCカード形のケースに4枚内蔵させた構成でDVCPROフォーマットシリーズとDVのデータに対応し、P2対応ビデオカメラ、ノンリニア編集機を使うことでデジタイズという煩わしさを解消している。
P2カードは現在、8GB、16GB、32GBがあるがDVCPRO25で記録した場合、それぞれ最大32分、62分、128分になるがDVCPRO HDになると僅か8分、16分、32分となってしまい現段階ではHD用には有効ではない。また、1枚あたりの価格もテープに比べ遥かに高いのでメーカーでも撮影現場などで一杯になってしまったP2カードのデータを転送する為のポータブルHDDを販売してる。現在の価格は16GBで約10万円とされる。
P2用ビデオカメラ、ビデオデッキに関してパナソニックが製作販売しているもののノンリニア編集機は、カノープスやアップルコンピュータ、アビッドなど外部メーカーに託している。
「P2-HD」が、2008年に開催された北京オリンピックの公式放送機器に採用された。[1]。
脚注・出典
- ^ 「P2-HD」シリーズが北京オリンピックの公式放送機器に採用 松下電器産業、2006年4月24日。
外部リンク
- P2シリーズ(松下電器ビジネスサイト)