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伝統的には、大学の[[学部]]など各部局ごとに置かれる教授会が大学自治の中核的な機関とされてきたが、近年、このような教授会中心の大学自治が厳しく批判され、大学の[[学長]]・[[学部長]]などの責任と権限の強化が図られつつある。
伝統的には、大学の[[学部]]など各部局ごとに置かれる教授会が大学自治の中核的な機関とされてきたが、近年、このような教授会中心の大学自治が厳しく批判され、大学の[[学長]]・[[学部長]]などの責任と権限の強化が図られつつある。


[[昭和48年]]に新構想大学として設置された[[筑波大学]]には、全学的管理運営組織のもと、学部に代わる基本的な教育研究組織である[[学群]]・[[学類]]・[[学系]]などに教員会議が置かれ、その権限や機能において従来の教授会とは異なっている。
[[1973年]](昭和48年に新構想大学として設置された[[筑波大学]]には、全学的管理運営組織のもと、学部に代わる基本的な教育研究組織である[[学群]]・[[学類]]・[[学系]]などに教員会議が置かれ、その権限や機能において従来の教授会とは異なっている。

2005年2月9日 (水) 12:33時点における版

教授会(きょうじゅかい)は、大学における重要事項と審議するための必置の機関とされる(学校教育法第59条第1項)。教授会は原則として教授を持って構成されるが、助教授その他の職員を加えることができる(同胞第59条第2項)。

伝統的には、大学の学部など各部局ごとに置かれる教授会が大学自治の中核的な機関とされてきたが、近年、このような教授会中心の大学自治が厳しく批判され、大学の学長学部長などの責任と権限の強化が図られつつある。

1973年(昭和48年)に新構想大学として設置された筑波大学には、全学的管理運営組織のもと、学部に代わる基本的な教育研究組織である学群学類学系などに教員会議が置かれ、その権限や機能において従来の教授会とは異なっている。