武芸図譜通志
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武芸図譜通志 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 무예도보통지 |
漢字: | 武藝圖譜通志 |
発音: | ムイェドボトンジ |
日本語読み: | ぶげいずふつうし |
武芸図譜通志(ぶげいずふつうし)は、朝鮮王朝(李氏朝鮮)で編纂された武術書。
正祖の王命で、壮勇営(チャンヨンヨン)の殺手(槍剣術)の武官である、白東脩(ペク・ドンス)が主導して編纂した。この書は、従来の銃兵器の解説や、戦略・戦術理論を中心に書かれたものとは違い、絵や文章を通して、戦闘時の動作(型)を一つ一つ丁寧に説明したものである。テッキョンや拳法を始め、弓術や馬術、槍術、剣術などの朝鮮の武芸十八般(十八技、シッパルギ)、そしてあらゆる状況を想定した戦闘技術が、全4巻24項目にわたって詳細に解説されている、実戦的な意味でとても革新的な一冊だった。この書を送りだした白東脩は、同時代の学者たちから、「武から文を起こした」と高く評価された。
この書は、現在、水原華城(スウォンファソン)博物館に展示してある。
参考文献
- Wikipedia英語版