薬王院 (新宿区)
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(東長谷寺から転送)
薬王院 | |
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山門 | |
所在地 | 東京都新宿区下落合四丁目8番2号 |
位置 | 北緯35度43分4.4秒 東経139度41分51.3秒 / 北緯35.717889度 東経139.697583度座標: 北緯35度43分4.4秒 東経139度41分51.3秒 / 北緯35.717889度 東経139.697583度 |
山号 | 瑠璃山[1] |
宗旨 | 新義真言宗[1] |
宗派 | 真言宗豊山派 |
本尊 | 薬師如来[2] |
創建年 | 鎌倉時代 |
開山 | 願行[1] |
中興年 | 延宝年間[1] |
中興 | 実寿[1] |
正式名 |
瑠璃山薬王院医王寺 瑠璃山藥王院醫王寺 |
別称 | 東長谷寺、牡丹寺 |
札所等 | 御府内八十八箇所 第36番 |
公式サイト | 薬王院公式ホームページ |
法人番号 | 9011105000743 |
薬王院(やくおういん)は、東京都新宿区下落合四丁目にある真言宗豊山派の寺院。
歴史
[編集]同院は鎌倉時代、相模国(現在の神奈川県)大山寺を中興した願行上人によって創建されたといわれる[2]。
その後荒廃したが、江戸時代により実寿上人が中興した。しかし、その後の火災でまたも荒廃し[2]、明治時代になってから再興された。なお、江戸時代までは近隣の下落合氷川神社の別当寺でもあった[2]。
また同院には、鎌倉時代から室町時代の板碑も残されており、歴史的にも貴重である[2]。
昭和に入り、1966年に本山の奈良・長谷寺から牡丹の株を100株ほど譲り受けて植えたのが、同院が牡丹寺と呼ばれるようになったきっかけで[3]、現在では1000株ほどの牡丹が植えられ、4月から5月のシーズンになると多くの見物客が訪れる。その他、しだれ桜やツバキの木も植えられており、季節を問わず花を楽しめる寺院となっている[3]。
施設
[編集]- 本堂
- 観音堂
- 六地蔵
アクセス
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 新宿歴史博物館編『ガイドブック新宿区の文化財 史跡(西部編)改定版』1998年
- 「下落合村 薬王院」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ12豊島郡ノ4、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763977/29。