旅客営業取扱基準規程

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旅客営業取扱基準規程(りょかくえいぎょうとりあつかいきじゅんきてい)とは、旅客鉄道会社において規定されている規程で、旅客営業について、係員の取扱いについて定めた社内通達である。東海旅客鉄道(JR東海)では旅客営業取扱細則(りょかくえいぎょうとりあつかいさいそく)と呼んでいる。

概要[編集]

旅客(乗客)に適用される規則としては旅客営業規則がある。これに対して、係員の取扱いを定めたものが旅客営業取扱基準規程である。旅客営業規則⇒約款、旅客営業取扱基準規程⇒係員を規制するもの、という位置付けとなる。それぞれ「規則(又は「旅規」)」、「規程(又は「旅程」)」などと呼び分けたりする。

旅客営業規則は旅客との間の運送契約の契約条件(約款)なので、旅客から請求があれば開示しなければならない。旅客営業取扱基準規程は社内通達であり、係員に対する規制なので、旅客から請求があっても開示は義務ではない。しかし、旅客の利便性に鑑み、特例等で緩和している内容も多く、駅などで問い合わせをすれば内容を知ることは容易であり、市販されている時刻表などでも一部を知ることはできる。

なお、JRの旅客営業規則及び旅客営業取扱基準規程の本は、市販されていた[1]。店頭では東京都内の4書店のみで扱われ、それ以外は出版社に注文すれば入手できた[2]。出版元の中央書院は2011年9月12日に破産手続きを開始した[3][4]

脚注[編集]

  1. ^ 『東日本旅客鉄道株式会社旅客営業規則・旅客営業取扱基準規程 7版』 中央書院、2006年3月、平成18年1月1日現行。ISBN 4887321694
  2. ^ 中央書院サイト[リンク切れ]
  3. ^ 株式会社中央書院の破産情報 - 平成23年(フ)第12855号”. 破産データバンク. データバンク. 2013年4月8日閲覧。
  4. ^ 老舗出版社倒産”. 探偵ファイル (2011年9月22日). 2013年4月8日閲覧。

外部リンク[編集]