平壌民俗公園

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平壌民俗公園
평양민속공원
所在地朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国平壌
座標北緯39度3分36秒 東経125度49分30秒 / 北緯39.06000度 東経125.82500度 / 39.06000; 125.82500
開業2012年9月11日
開園期間2016年4月まで

平壌民俗公園(ピョンヤンみんぞくこうえん、평양민속공원)はかつて朝鮮民主主義人民共和国平壌直轄市大城区域にあったテーマパークである。金正日の発案により、2012年9月11日に竣工した。

公園内には歴史総合教育区、歴史遺跡展示区、現代区、民俗村区、民俗遊戯区、白頭山および金剛山公園区域があり、歴史遺跡や建築物などの模型が展示されており、公園内でガイドによる説明が行われていた。

歴史遺跡展示区には高句麗の金剛寺塔、新羅の黄龍寺塔、百済の弥勒寺塔が原寸大で展示されていた。公園内には宿泊施設、レストランも設けられていた。

金正恩の指示により2016年4月に閉鎖され、その後解体作業が進められている。同公園の閉鎖は張成沢の粛清に伴うものであると報道されている[1]。北朝鮮は2013年に平壌民俗公園を題材とした郵便切手を発行しているが、閉鎖に伴い切手の発行そのものがなかったことになっている[2]

脚注

  1. ^ 竣工4年の平壌民俗公園を解体中 張成沢の痕跡を消すためか”. japan.hani.co.kr. 2019年2月18日閲覧。
  2. ^ Modern DPRK rarities (3): Pyongyang folk park (2013)”. 韓国切手協会. 2021年2月2日閲覧。

参考文献