師夜光(しやこう、生没年不詳)は、唐の玄宗時期に仕えた僧。
薊門の出身。若い頃に僧になった。長安に来てから、九仙公主を通じて温泉宮(華清宮)で玄宗に会見した。玄宗は彼の弁舌を気に入り、四門博士を授けた。
側に侍させ、まるで寵臣のようであった。
鬼(亡霊)を見ることができたが、張果と対面した時は、その姿を見ることもできなかったという。