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山城屋 藤右衛門(やましろや とうえもん、生没年不詳)は江戸時代の地本問屋。
落藤舎または洛藤舎と号す。享和から天保期に馬喰町1丁目、後に馬喰町3丁目で営業している[1]。喜多川歌麿、2代喜多川歌麿、歌川豊国、歌川国貞らの錦絵を出版している。
- 喜多川歌麿 『婦人相学十躰』 大判 錦絵揃物 享和 鶴屋喜右衛門と合版
- 2代喜多川歌麿 『えびす講』
- 歌川豊国 『新製五色里』
- 歌川国貞 『洗濯噺』
- 菊川英山 『風流七小町』 大判 錦絵揃物 文化9年頃
- ^ 『浮世絵の基礎知識』は寛政より幕末とする。