宮内村 (鳥取県)

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みやうちそん
宮内村
廃止日 1921年12月1日
廃止理由 新設合併
霞村宮内村日野上村
現在の自治体 日野郡日南町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
日野郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 1,396
国勢調査、1920年)
隣接自治体 山上村、霞村、福栄村多里村
宮内村役場
所在地 鳥取県日野郡宮内村大字矢戸(組合村役場)
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宮内村(みやうちそん[1])は、鳥取県日野郡にあった。現在の日野郡日南町の一部にあたる。

地理[編集]

歴史[編集]

  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、日野郡川上村、宮内村、矢戸村、三栄村が合併して村制施行し、宮内村が発足[1][2]。旧村名を継承した河上、宮内、矢戸、三栄の4大字を編成[2]。日野郡霞村組合村を結成し組合村役場を大字矢戸に設置した[4]
  • 1899年(明治32年)大字三栄字法道寺・糠庄を日野郡霞村に編入し大字丸山となった[2]
  • 1921年(大正10年)12月1日、日野郡霞村と合併し日野上村を新設して廃止された[1][2]。合併後、日野上村大字河上・宮内・矢戸・三栄となる[2]

地名の由来[編集]

次の諸説あり[2]

  1. 孝霊天皇の巡行の際、東村に天皇、西村に皇后の行宮が建てられたことから。
  2. 江戸時代の郷名から。

産業[編集]

  • 農業、林業[2]
  • 産物:米、木炭[2]

教育[編集]

  • 宮内高等小学校[2]

名所・旧跡[編集]

  • 樂樂福神社[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『市町村名変遷辞典』773頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』751頁。
  3. ^ a b 「河上〈日南町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』262頁。
  4. ^ a b 「矢戸〈日南町〉」『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』787頁。

参考文献[編集]

関連項目[編集]