宅磨為遠

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宅磨 為遠(たくま ためとお、生没年未詳)は、平安時代後期の絵仏師宅磨派の派祖。本姓は藤原氏。絵所長者宅磨為成の子。子に宅磨勝賀為辰為久等がいる。官職豊前守法名勝智豊前守法印を称した。

経歴と作品[編集]

  • 1132年(長承元年)復興された真言宗高野山大伝法院「両界曼荼羅図」及び「十六祖師御影」を描いた。
  • 1174年(承安4年)女院の逆修供養に際し本尊を描いた。

参考資料[編集]