勝利の日まで

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勝利の日まで』(しょうりのひまで)は、1944年(昭和19年)3月10日ニッチクレコード(のちの日本コロムビア)から発売された戦時歌、およびそれを主題歌とした映画である。

歌謡[編集]

作詞はサトウ・ハチロー、作曲は古賀政男、編曲は仁木他喜雄。歌は霧島昇

1944年、日本放送協会に委嘱して作られ、映画に先立ち、1944年3月10日に発売された。映画公開と共に、8人の歌手(波平暁男近江俊郎志村道夫高倉敏菅沼ゆき子奈良光枝池真理子渡辺一恵)によって吹き込まれ、1945年(昭和20年)1月に再発売されている。

映画[編集]

勝利の日まで
監督 成瀬巳喜男
脚本 サトウ・ハチロー
製作 藤本真澄本木荘二郎
出演者 徳川夢声高峰秀子古川緑波
音楽 鈴木静一
主題歌 勝利の日まで
配給 映画配給社
公開 日本の旗 1945年1月25日
上映時間 58分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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東宝製作。前線の海軍将兵の慰問映画として作られたオールスター映画。後に一般にも公開された。監督は当初今井正の予定だったが、今井が応召したので成瀬巳喜男が代わって監督した。

終戦後GHQによって上映禁止とされ、フィルムが焼却されたので、一部の断片を除いてフィルムは現存していない幻の映画である。

あらすじ[編集]

戦線慰問のために博士(徳川無声)は慰問爆弾(笑慰弾)を開発する。それは戦地に向けて発射し、爆発すると芸能人が現れて得意芸を披露するというものだ。高峰秀子が飛び出して歌を歌ったり、古川緑波が出てきたら声帯模写を演じ、エンタツ・アチャコは漫才を披露する。だが、一弾だけ不発し海底へ。そこには高勢実乗が乗っており、得意のギャグ「アノネオッサン、ワシャカナワンヨ」と言いながら沈んでいくのであった……。

スタッフ[編集]

  • 製作:藤本真澄、本木荘二郎
  • 演出:成瀬己喜男
  • 脚本:サトウ・ハチロー
  • 撮影:立花幹也、木塚誠一
  • 音楽:鈴木静一
  • 美術:北猛夫
  • 録音:北山絢二
  • 照明:西川鶴三

出演者[編集]

外部リンク[編集]