八田巳之助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

八田 巳之助(はった みのすけ、安政4年(1857年[1] - 没年不詳)は、日本の建築技師。京都府生まれ[1]

1893年(明治26年)、二條離宮に桂宮邸を移築する際に場所付雇として採用される[1]。それまでは東本願寺に関係した宮大工をしていたと思われる[1]。翌年には平安神宮の設計にも関わっている[1]。1898年(明治31年)に内匠寮の技手、1914年(大正3年)には大正天皇即位のための大礼使を拝命する[1]。翌々年退官した[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 『皇室建築 内匠寮の人と作品』426-427頁。

参考文献[編集]