ワンデルンシューレ
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ワンデルンシューレ(移動教室)は、ユースホステル創設の父であり、ドイツの小学校教員であるリヒャルト・シルマンが考えた授業方法。
1895年5月。マスリアの小学校の先生に任命されたリヒャルト・シルマンは、生徒60人中、ドイツ語を話すのはわずか4人であったために授業ができなかった。そこでシルマンは、苦肉の策として郊外に出て、子供たちと一緒に遊び、歌をうたいながら、授業を行った。
その経験から校外で勉強することの有用性を発見し、教室にこだわらない授業方式を発見した。これをワンデルンシューレ(移動教室)といい、このワンデルンシューレ(移動教室)を効率よく実現するために、後にユースホステル運動を思いつくこととなる。
参考文献
[編集]- 『リヒャルト・シルマン伝』佐藤智
- 『青少年の旅と宿泊所の五〇年』カール・ゲッツ