ヒルサイド駅 (LIRR)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Hillside
1909年の地図。本線の線路の南側、178th Placeに駅がある。
所在地 クイーンズ区ヒルサイド英語版ジャマイカ地区付近)
178th Place South of 93rd Avenue
座標 北緯40度42分24秒 西経73度46分58秒 / 北緯40.706529度 西経73.782715度 / 40.706529; -73.782715座標: 北緯40度42分24秒 西経73度46分58秒 / 北緯40.706529度 西経73.782715度 / 40.706529; -73.782715
路線 本線:
モントーク支線英語版:
歴史
開業 1890年6月24日
閉鎖 1966年7月1日
電化 1905年8月29日
過去名 Rockaway Junction
サービス
前の駅   ロングアイランド鉄道   次の駅
キャナル・ストリート駅 本線
(現在または過去の所在地)
ヒルサイド車両基地
キャナル・ストリート駅 モントーク支線
(現在または過去の所在地)
セント・オールバンズ駅
テンプレートを表示

ヒルサイド駅(ヒルサイドえき、: Hillside)、旧称ロッカウェイ・ジャンクション: Rockaway Junction)とは、かつてアメリカニューヨーククイーンズ区ヒルサイド英語版にあったロングアイランド鉄道 (LIRR) の本線およびモントーク支線英語版にあったジャンクションおよびである。この駅は現在モントーク支線が本線の東行き旅客線2本および貨物線2本をまたいでいる場所(ヒルサイド車両基地のすぐ西)に位置していた。

歴史[編集]

このジャンクションは1871年にLIRRのロッカウェイ支線英語版(現在のモントーク支線)が本線から南に分岐するように建設された時に誕生した[1]。当初ここに駅はなかったが、1890年6月24日アトランティック・アベニュー・ラピッド・トランジット英語版の各駅停車がウッドヘブン・ジャンクション駅英語版からをジャマイカ駅を経由してロッカウェイ・ジャンクションまで延伸された時に新しいターミナル駅として開業した(キャナル・ストリート駅も同時に開業した)[2]。1897年までに、これらの各駅停車が本線を通ってヘンプステッド駅へ行くか、モントーク支線 (Montauk Division) を通ってバレー・ストリーム駅英語版まで行くようになった[3]

ロッカウェイ・ジャンクションは1905年8月29日電化されたが[4]、1905年から1906年の間にLIRRの主要な操車場のホルバン・ヤードと接続するために駅舎が取り壊された。そしてある時ヒルサイドに改名された[要出典]1911年5月15日に新しい駅舎が古い駅舎があった場所に建てられ、その後の1930年10月1日にモントーク支線 (Montauk Branch) が高架化された時にこのジャンクションはなくなった。それから1年とたたないうちに勾配を解消する計画 (grade elimination project) の一環として、高床ホーム、階段、橋が設置された[5]。この駅は1966年7月1日に廃止された[6]。廃止から24年後、ロッカウェイ・ジャンクションの敷地およびその付近のホルバン・ヤードはLIRRのヒルサイド車両基地 (Hillside Maintenance Facility) の敷地となった。

脚注[編集]

外部リンク[編集]