レイヴァーの法則

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レイヴァーの法則(レイヴァーのほうそく、英: Laver's Law) とは、イギリスの服飾史家ジェームズ・レイヴァー英語版が著書『Taste and Fashion』(1937)の中で提唱した服装の流行の変遷についての法則である。

この法則でレイヴァーは、同じ服装でも時代の流れによって評価が変わるとし、やがて数十年で流行のサイクルが元に戻る事を示唆した。[1]

下品(Indecent) 流行の10年前
恥知らず(Shameless) 流行の5年前
型破りな(Outré/Daring) 流行の1年前
格好良い(Smart) '流行時'
野暮ったい(Dowdy) 流行の1年後
醜い(Hideous) 流行の10年後
馬鹿げた(Ridiculous) 流行の20年後
面白い(Amusing) 流行の30年後
趣のある(Quaint) 流行の50年後
魅力的な(Charming) 流行の70年後
ロマンティックな(Romantic) 流行の100年後
美しい(Beautiful) 流行の150年後

参考文献[編集]

  1. ^ Laver, James, Taste and Fashion, chapter 18, (London, 1937)