ラード (ミサイル)
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ラード (ハトフ VIII) | |
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種類 | 空中発射巡航ミサイル (ALCM) |
原開発国 | Pakistan |
運用史 | |
配備期間 | 2007年-現在 |
配備先 | パキスタン空軍 |
開発史 | |
製造業者 | Air Weapons Complex |
派生型 | ラードⅡ |
諸元 | |
重量 | 1,100 kg |
全長 | 4.85 m |
直径 | 0.5 m |
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エンジン | ターボジェット |
ラード(Ra'ad)またはハトフ8(Hatf VIII)は、パキスタンの空中発射型巡航ミサイル。パキスタン空軍と民間のNESCOMの共同プロジェクトにより開発された[1]。
マーク1はステルス性を備え、通常弾頭のほか核弾頭を搭載可能。射程は350kmで、敵司令部やレーダー、軍艦など高価値目標への精密攻撃に使用される[2]。
来歴
[編集]2007年8月25日、パキスタン軍は最初の発射実験を実施、成功したと発表した[1]。
2008年5月8日と2011年4月29日には、パキスタン空軍のダッソーミラージュIII戦闘機から試験発射された[3][4]。2016年1月19日までに7回の飛行試験が実施されている[5]。 2017年のパキスタン軍のパレードで、射程が600kmに延伸された最新型であるマークⅡが公開された[6]。
脚注
[編集]- ^ a b “Breaking News, World News and Video from Al Jazeera” (英語). www.aljazeera.com. 2023年4月15日閲覧。
- ^ “Ra'ad (Hatf 8)” (英語). Missile Threat. 2023年4月15日閲覧。
- ^ “[https://web.archive.org/web/20110525103444/http://www.geo.tv/5-8-2008/17818.htm Pakistan successfully test-fires cruise missile Hataf -VIII Ra�ad - GEO.tv]”. web.archive.org (2011年5月25日). 2023年4月15日閲覧。
- ^ “Pakistan tests Hatf-8 cruise missile | The Asian Age”. web.archive.org (2011年5月4日). 2023年4月15日閲覧。
- ^ Dawn.com, Mateen Haider | (2016年1月19日). “Pakistan successfully tests Ra’ad cruise missile: ISPR” (英語). DAWN.COM. 2023年4月16日閲覧。
- ^ “Quwa” (英語). Quwa. 2023年4月16日閲覧。