マフマドナザル・サリホフ

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マフマドナザル・サリホフ1957年6月20日 - 2009年6月17日)は、タジキスタンの検察官、政治家。法務少将、タジキスタン共和国国家参議官。元内務相。

経歴[編集]

クルガン・チュベ市(別説によれば、クルガン・チュベ州ワフシスキー地区)出身。タジク人。1979年、法学専攻でタジク国立大学を卒業。

  • 1974年3月~1978年3月 - ドゥシャンベ市のオクチャブリスキー地区人民裁判所文書吏、後に中央地区裁判所の書記、司法執行官
  • 1978年3月~1984年1月 - ドゥシャンベ市フルンゼスキー地区検察庁の取調官、検事補
  • 1984年1月~1987年5月 - タジキスタン共和国検察局の検事
  • 1987年5月~1988年5月 - クリャーブ州検察庁検事次長
  • 1988年5月~1992年11月 - レニナバード州カニバダム市検察庁検事
  • 1992年11月~1995年11月 - タジキスタン共和国検事総長
  • 1995年11月~1997年1月 - 内務次官
  • 1997年1月27日~2000年4月26日 - 大統領府長官
  • 2000年4月26日~2003年1月18日 - 憲法裁判所所長
  • 2003年1月18日~ - 法務評議会議長
  • 2003年12月13日~ - 大統領府長官に再任
  • 2006年12月1日~2009年1月29日 - 内務相

2009年1月29日、検事総長は、サリホフの逮捕を許可したが、サリホフは自宅で自殺した。被疑事実については、報道されていない。

パーソナル[編集]

妻帯、7児を有する。兄のタゴイナザルは、関税機関で働いていたが、親戚を殺害した容疑で逮捕された。

タジキスタン共和国功労法学者。

先代
フムディン・シャリポフ
内務相
2006年 - 2009年
次代
アブドゥラヒム・カフハロフ