プロジェクト:アウトリーチ/図書館総合展2022/紹介/125山中一揆ペディア

山中一揆ペディアは、岡山県真庭市で開催されたウィキペディアタウン。真庭市立図書館主催事業として開催した。


ウィキペディアサロン2022関連企画[編集]

無し

企画概要[編集]

企画名
山中一揆ペディア
初開催時期
2021年12月5日
最新開催時期
2021年12月5日
開催地
岡山県 真庭市立湯原図書館、蒜山・湯原エリア
参加人数(募集人数)
15人
参加者
どなたでも
参加費
無料

企画内容[編集]

企画のねらい[編集]

  • 身近すぎて当たり前になっている地域のモノやコトにスポットをあて、深く学ぶことで地域資源として再評価し、新しい価値を見出すこと
  • 5年後(開催当時)に発生から300年となる農民一揆「山中一揆」について学び、発信する

当日の日程[編集]

スケジュール
9時30分から湯原図書館にて山中一揆についての概要説明を聞いた後、バスに乗り史跡を見学。図書館へ戻って昼食をとった後、13時30分からウィキペディアについてのレクチャーを聞き、編集開始。17時に終了。
ガイダンス
主催者あいさつ(約1分)、山中一揆についての概要説明(約10分)、ウィキペディアとオープンデータについての解説(約30分)、成果発表(約10分)、講評(約5分)
ウィキペディア編集時間
約3時間

編集題材[編集]

運営体制[編集]

主催者
真庭市立中央図書館 
0867−44−2012
協力者
Miya.mさん、Ujigisさん、浜子尊人さん(山中一揆義民顕彰会会長)、一般社団法人コミュニティデザイン
運営スタッフ
真庭市立湯原図書館職員1人、中央図書館職員1人
ウィキペディア講習担当
Miya.mさん、Ujigisさん
準備物
文献資料、スクリーン、プロジェクター、おやつ
その他

企画実施の背景[編集]

  • 2021年5月に図書館が地域自治の拠点として積極的な役割を果たすことを使命として「真庭市図書館みらい計画」を策定し、地域資源の再評価と新しい価値の創出を行動の柱の一つに掲げていること
  • 山中一揆義民顕彰会が新しく『山中一揆伝承 ひなたノ半六』を発行し、図書館としても配布等に協力したいと考えたこと

実施後の影響 あるいは 展望[編集]

  • ウィキペディアを編集することで地域のことを自分の手で発信できるということに興味を持たれた方がいらした
  • 当日の様子を撮影した映像資料を作成し、図書館の郷土資料にすることができた
  • 定期的に集まってウィキペディアを編集する会を行いたいという声があるので実現させたい
  • イベント終了後、見学した史跡の案内板にウィキペディアの記事を読めるようにQRコードを設置した。市内のほかの地域でも別のテーマで今後も開催していきたい

企画の課題 あるいは 後進へのアドバイス[編集]

パソコンがないあるいは興味はあるがパソコンが苦手だからと参加を躊躇される方が多かった。ウィキペディアの記事作成では資料を調べたり、読み込んで文章を作るといった作業が大切なので大丈夫、パソコンも図書館で用意すると案内したがなかなか伝わらず苦労した。 一度参加していただくとおもしろさを知っていただけるので、地道に続けていくしかないのかなと思う。

史跡が広い範囲に点在しているため時間配分に苦慮したが、事前の下見で見学する順番を決め、移動のバスの中で各史跡についての説明をしていただくなど工夫して開催した。

参考情報[編集]

  • https://lib.city.maniwa.lg.jp/1205sancyuikkichuo.pdf チラシ「山中一揆ペディア」
  • https://manicolle.cocomaniwa.com/event/20211205-2/
  • 「岡山:義民の功績 後世に」 読売新聞2021年12月6日
  • 浜子尊行『山中一揆伝承ひなたノ半六』2021年。全国書誌番号:23696468https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I032194342-00