フィーバーキャッスル

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フィーバーキャッスルは、1994年9月にSANKYOが発売した、鮮やかな図柄と回転時のイルミネーションに特徴があるパチンコ機のシリーズ名。

『フィーバーキャッスル』の1機種がある。

概要[編集]

ドラム型のデジパチ。確変や時短を搭載していないノーマル機で、盤面中央の巨大ドラムが一際目を引いた機種である。[1]巨大ドラムが盤面を大きく占拠しているので、変則的なゲージ構成となっている。[2]七色に輝くドラムの名称は「レインボードラム」である。

兄弟機として、大同(現:ビスティ)から『フィーバーキャッスルD』も翌年に発売された。大当たり確率や賞球数などのスペック面は全く同じである。大当たり図柄は9種類の5ライン有効で45通りの大当たりパターンがあるのも同様である。[3]

スペック[編集]

  • フィーバーキャッスル
    • 賞球数 7&15
    • 大当たり最高継続 16R
    • 大当たり確率 1/215

図柄[編集]

  • 7
  • レモン
  • スイカ
  • チェリー
  • JAC
  • FEVER
  • $
  • BAR
  • ダブルBAR

演出[編集]

本機の図柄は左→中→右の順番に停止する。[2]6種類のWリーチに3種類のリーチアクションがある。[4]ノーマルリーチ以外に、大当たり図柄が揃わずに通過して停止した後に1コマ戻るアクションと、図柄が揃わずに停止した後に再始動する2段階アクションがある。[5]

コンシューマ移植[編集]

サウンドトラック[編集]

  • 『パチンコ・ミュージック・フロム SANKYO FEVER WARS』 キングレコード、1998年8月21日。KICA-1217。
    • BGMが収録されている。

脚注[編集]

  1. ^ 白夜書房 1999, p. 150.
  2. ^ a b 白夜書房 1995, p. 27.
  3. ^ 白夜書房 1996, p. 125.
  4. ^ 白夜書房 1994, p. 19.
  5. ^ 白夜書房 1994, p. 18.

参考文献[編集]

  • 成澤浩一編著『白夜ムック44 パチンコ必勝大図鑑 1000』白夜書房、1999年5月15日。ISBN 978-4-89367-596-5 
  • 末井昭編著『パチンコ必勝ガイド 1994 11•20号』白夜書房、1994年11月20日。 共通雑誌コード T1026663110398。
  • 末井昭編著『デジパチ必勝ガイド vol.9』白夜書房、1995年1月15日。 共通雑誌コード T1017580010489。
  • 末井昭編著『爆裂パチンコ一番 1996 1月号』白夜書房、1996年1月1日。 共通雑誌コード T1017505010488。

外部リンク[編集]