ファウジュダール
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ファウジュダール(Faujdar) は、北インド、ムガル帝国における治安・警察長官[1]、軍司令官のこと。
16世紀後半、アクバルによる行政改革により、帝国は15の州(スーバ)に分けられ、それらに県(サルカール)、郡(パルガナー)が置かれた。州を統括するスーバダール(太守)の職が設けられ、その下位に県を統治するファウジュダールの職が設けられた。
脚注
[編集]- ^ チャンドラ『中世インドの歴史』、p.362
参考文献
[編集]- サティーシュ・チャンドラ 著、小名康之、長島弘 訳『中世インドの歴史』山川出版社、2001年。