ピーカーブー

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『ピーカーブー』は、日本のテーブルトークRPG作品。作者は河嶋陶一朗落合なごみ冒険企画局新紀元社から2008年10月7日に発売された。ISBN 978-4-7753-0643-7

概要[編集]

河嶋陶一朗が制作した汎用RPGシステムサイコロ・フィクションを使用した第1弾の作品。現代の街を舞台に、小学生とオバケがペアになって冒険するというコンセプトのゲームである。本書の内容のうち、前ページ中の前2/3がリプレイで、残りがルールパートで構成されている。

リプレイ[編集]

本作品を使用したリプレイが収録されている。「小学生になって遊ぶゲーム」ということで、実際の小学生がリプレイプレイヤーに起用されている

プレイヤーキャラクター[編集]

プレイヤーは2人1組でコンビを組み、一人が子ども(イノセント)、もう一人がオバケ(スプーキー)となり、それぞれ別々のプレイヤーキャラクターを作成する。結果的にパーティプレイヤーは偶数が基本であるが、奇数の場合はゲームマスターがスプーキーを補完して調整する。

イノセント[編集]

小学校の高学年という設定。性格、家族、才能と弱点を決定する。パラメーターには「元気」と「眠気」がある。

スプーキー[編集]

イノセントと契約を結んだオバケ。自分が所属する組織、外見を決定する。能力値には攻撃力、防御力、お助け力、お邪魔力がある。パラメーターには「魔力」がある。スプーキーには「弱点」があり、また魔法を2つ習得している。

判定方法[編集]

6面体サイコロを2つ使用(2D6)。ゲームマスターが指定した特技を持っていれば通常の目標値で判定。特技を持っていなければ、特技表の中から自分の持っている特技の中で、指定された特技から一番近いもので代用する。この場合、代用した特技から指定された特技までのマス目の数分、目標値が上がる。

サイコロ・フィクション(SF)[編集]

ピーカーブーは、上記の通り特技表を用いる特殊な判定方法をとる。このシステムを「サイコロ・フィクション(略称:SF)」と呼ぶ。 サイコロフィクションは、速水螺旋人によるSFRPG「カットスロート・プラネット」(システムデザインは河嶋陶一朗が担当)のテストプレイ版で初めて採用されたものだが、同作の発売延期により、ピーカーブーが最初にこのシステムを搭載して発売されたRPGとなった。

ゲームの進行[編集]

プレイヤーの行動を均等にするために、「サイクル」という概念が用いられている。プレイヤーの行動が一つ終わるたびにキャラクターシートのイラスト欄にサイコロを置いて、行動済みであることを示す。そして左隣のプレイヤーに手番が回る。こうして、ゲームマスターの手番が終わると1サイクル終了。手番をパスすることもできる。

ゲーム上の1日は「学校フェイズ」→「放課後フェイズ」→「真夜中フェイズ」→次の日というように進行していく。

学校フェイズ[編集]

イノセントは通学。スプーキーは自由行動。

放課後フェイズ[編集]

イノセント・スプーキーともに自由行動。

真夜中フェイズ[編集]

イノセントは寝るか自由行動。スプーキーの行動はイノセントの状態で変化。

オバケ屋敷フェイズ[編集]

特殊な法則に支配されている空間。悪いオバケや悪い人間たちとの戦闘がある可能性がある。

サポート[編集]

  • Role&Roll」 不定期ながらシナリオやサポート記事が掲載されている。
  • 『まるごと一冊冒険企画局』 新紀元社、2010年。 - ムック。ろくごまるに作の小説を掲載。

関連項目[編集]

  • ウィッチクエスト - 「異なるタイプの2種のキャラクターがペアになる」というコンセプトとゲームシステムは『ウィッチクエスト』が元になっている。この事は、本の中にも記されている。
  • 速水螺旋人 - リプレイに参加。
  • 齋藤高吉 - リプレイに参加。
  • ろくごまるに - 小説版『ピーカーブー』を執筆。

外部リンク[編集]