ノート:SNG (放送)

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いわゆるSNG局には、固定地球局と可搬地球局があり、SNG中継車は可搬地球局を搭載した車です。SNG中継車を出して、可搬局から固定局への素材伝送を行うことは、そう毎日あることではなく、日常の運用形態としては、地方局からキー局、あるいは地方局同士という、固定局同士での素材伝送に使われます。 また衛星通信は、小さな衛星に中継装置を詰め込んでいるわけですから、残念ながら回線をそう自由に使えるものではありません。やはり通常の中継放送においては、回線構築に労力と時間はかかりますが、常時運用できる、自由度の高いマイクロ波の使用が多く、衛星は臨時回線という位置付けです。 なお、国際衛星通信と国内衛星通信の扱いは別で、アップリンク、ダウンリンクは国内のみということになり、SNGの運用は基本的に各国それぞれで行われます。このあたりのことを踏まえて、加筆させていただきました。--ENG0000 2007年12月15日 (土) 03:21 (UTC)[返信]

121.108.168.202さん

アナログハーフトラポン運用をご存知なので、局オペレータの方でしょうか。以下、そう考えてご相談です。

1.日常運用の多い固定地球をどう扱います?例えばTのない局の場合、NTTでTのある系列局まで素材を送って打ち上げますよね。SNGを「総称」としてとらえるならば、固定地球を抜きにはできないのではないでしょうか?

2.アナログ時代のハーフトラポン運用は何故?フルトラポン運用出来なかった理由は?フルCBは使わず、SPCBを使っていましたよね。何故?このあたりまで言及します?さらにその後のD運用はどうしたものでしょう?オペセンからの遠隔打ち上げについても?

3.OWは?マイナスワンは?固定地球のSNGルームと報道フロア端末の関係は?「NTT中継回線」と同様に各オペセンの位置付けも必要?

4.リレー2、シンコムとインテルサットは別にKDDなどと絡めたほうがよいでしょうか?しかしSNG構想はここが原点です。東京五輪はどうします??これも日本のSNGには大いに関係ありです。ただこれに言及すると、当時行われたSSB伝送、海底、衛星ルートの併用にも言及することになり、脱線します。

5.FPUは今でもポータブルだけではなく、半固定の運用も多いですよね。誤解を招かないために正式な「可搬型」としてくくっていたのですが、あくまでもポータブルからと定義していったほうがよいのでしょうか?報道入中は全固体化されたポータブル登場前よりすでにかなりなされていましたから、ポータブル登場の前後で切るのはいかがなものでしょう?

--ENG0000 2007年12月25日 (火) 16:54 (UTC)[返信]

121.108.168.202さん

「M-1」は、全ての系列で使う呼称ではないはずですから(私の勤務していた局系列では、N-1の一般名称を使っていました。)ので、「ここでは」を加えさせていただきました。アザートラポンについては臨時回線なので、書きませんでした。小生がSNGのオペレーションをしていた頃、サブ制作連絡はOWでは技術連絡とごちゃごちゃになるため、4Wを立てていましたが、デジタル移行後はほとんど、携帯電話によっていたと記憶しています。ふたつ書いてひとまとめにしておきました。121.108.168.202さんの勤務されている局の系列では、OWと4Wの区別はもうされずに、サブ連絡用とされているのでしょうか。もし、新たな統一運用方法となっているのであれば、削除、ご訂正下さい。--ENG0000 2008年1月1日 (火) 10:13 (UTC)[返信]


① SDとNTSCは同義ではありません。

② DVB-S.2規格は、ETSIにより規定された、国際的な「衛星放送の伝送路規格」であり、最も一般的なDVB-S の上位規格です。強いて「変調」というなら、SNGは「直交変調」ですが。

  http://www.soumu.go.jp/s-news/2006/pdf/060605_1_2.pdf#search='DVBS.2'

③ SNGの「素材品質」は今も昔も「ぎりぎり」です。


121.108.168.202さん

①「M-1」ですが、通常、現場への送り返しの音は副調整室(サブコントロールルーム)で作ります。従って通常、生放送であっても、「放送用の音声から現場の音を引いた音声」にはなりません。すなわちサブの音声調整卓のAUX列もしくは、マトリクススイッチャーで作って送り返すものです。生中継の場合、民間放送局であれば、CMの音もRET信号として送り返す必要があり、この場合、CMバンクの音をCMバンクルームからサブに送り、ここでマトリクススイッチャーに入れます。

ちなみに、主調整室(マスターコントロールルーム)から送信所に送り出す放送用の音声、映像は「PGM(プログラム)」と呼び、「マスター」という言葉は一般的に使いません。だからといって「P-1」という言葉もありません。

主調整室の役目は、「完成された各番組素材の品質を最終調整、放送進行表に従って順次、送信所に送り出す」ところであり、従って主調整室には「M-1信号」なる信号を作る機能はありません。私はテレビ、ラジオの制作現場、マスター、送信技術も経験して、SNGについては地球局も可搬局も担当しましたが、「M-1」という言葉は使ったことがありません。「N-1」でした。

SNGの「N-1」はレポータの耳に返すだけではありません。例えばステージとの中継の場合には、そこに居る全員に聞こえるようにスピーカーから出すこともあります。この場合、民放であればCMの音をステージに流してはいけない場合が多いですから、「必要な音声のみを返す」ということが必要で、「M-1」は使えません。よって「必要な音声が返せないシステム」は不都合ですから、どこでもそのようなシステム構築はしないでしょう。

「N-1」は、放送やステージなどで広く使うもので、「何を引くか」も「N」もケースバイケース、「N」を省略して、ひとまとめにして「マイナスワン」と呼ぶことが通例です。

SNGやマイクロによる放送素材の送受は「中継室」(他にマイクロ室、回線室、リモート室などの呼び名があります)が担当しています。中継室は、マイクロやVHF回線の受信、専用線の局内接続(パッチ)などを担当します。最近、中継室は主調整室内に置かれている例が多いのですが、機能上は主調整室とははっきり分けられています。そして、SNGも、地球局の「操作端末部分」は通常、中継室に置かれます。演奏所に置かれる地球局は今でもかなりの規模ですから、その「本体」は別途、「SNG室」などと呼ばれる部屋に置かれ、ここから、パラボナ型アンテナにつながれています。

② ニュース速報用の字幕スーパーはSNG配信ではないでしょう。大体、わざわざ系列各局に同報連絡して、回線をとって、系列各局の放送データを変更させて、アップリンクして…、といった手順を踏んでいたら間に合いません。

③ SNGでのキー局特番受けは、NTT回線が間に合わない場合に行います。

④ 番宣素材は「CM素材」とは違います。確かにCM枠、主にSBの空き枠に入れはしますが。

--ENG0000 2008年2月28日 (木) 18:10 (UTC)[返信]


121.108.168.202さん、ENG0000さん

私が勤務している局の主調整室にも、「M-1信号」を作る機能はありません。 また、副調整室・中継車などでマイナスワンを作っている資料も見たことがあります。

9b-kitsune 2008年3月11日 (火) 05:50 (UTC)[返信]

121.108.168.202さん

ご参考までに。

http://www.ikegami.co.jp/pdf_files/dax001.pdf http://www.ikegami.co.jp/products/broadcast/video_audio/daf_001.html

121.108.168.202

「M-1」の根拠を示して下さい。