ノート:HHQ-10 (ミサイル)

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HQ-10(红旗10)については、かなり名称に混乱が見られまして、S-300 PMU1を指すとするものと、この記事に艦載SAMを指すとするものに分かれます(この混同には、国産化し改良したS-300系統が红旗9や红旗15という名称を持つことも関係しているでしょう)。後者であるこの記事のものについては、艦載SAMに共通するHHQ(海红旗)が冠されて報道されることもあるようですが、実際には飛豹に由来するFL(Flying Leopard)を使用したシステム名称のFL-3000Nでまとめて報道されることも少なくない模様です(というか、混同とか同一視がひどいです……)。いずれにしても混同の恐れがあるHQ-10をこのまま使用することには多少問題があります。防空システムとしてFL-3000Nでいくか、ミサイル単体に注目してHHQ-10で行くかの2択になると思われます。--open-box会話2013年6月26日 (水) 05:58 (UTC)[返信]

反対 確かに中国語版wp(S-300导弹)をはじめとして、S-300PMU-1を红旗10とする記述もweb上にはありますが、例えばwww.fas.org(2000年)、missilethreat.com(2012年、ただし当該個所は1992年~2002年の出典に拠る模様)など、記述が古いものが多いです。一方、FL-3000Nを红旗10とする記述としては、すぐ提示できるものとしては下記のようなものがありますが、いずれも最近のものです。

  • 「現代の中国軍艦」『世界の艦船』第774号、海人社、2013年3月、21-51頁。 
  • 大塚好古「新世代のコルベットとOPV」『世界の艦船』第782号、海人社、2013年8月、104-107頁。 
  • 海军360. “红旗-10近防导弹系统” (中国語). 2013年6月26日閲覧。
  • china-pla.blogspot.jp (2011年4月16日). “HQ-10 (aka Chinese RAM) for close in air defense” (中国語). 2013年6月26日閲覧。

確かに海红旗(HHQ)ではなく红旗(HQ)として伝えられていることにはやや違和感がありますが、現時点では、FL-3000Nを红旗10と考える方が信憑性としてはやや勝るものと思います。S-300に関しては、Template:Otherusesでリンクを張れば良いのではないでしょうか。--Panda 51会話2013年6月26日 (水) 06:55 (UTC)[返信]

S-300をHQ-10とするソースが古いのは当たり前でしょう。既にHQ-9/HQ-15以降の自国改良版があるのですから。これの最大の問題は、明らかに命名規則から外れていることです。提示された資料ですが、まず一番下は論外でして、推測だと筆者自らが書いています。日本語2つは微妙です。あまりにひどい話なんですが……結構引っ張られてるんですよ。Wikipediaを始めとするWebメディアに(以前「丸」では、日本周辺国の軍事兵器の丸写しに近い要約とかありました)。原語資料なのですが(中国語のニュースは相互にやりとりしているものが多いので要注意だったりしますが)、ご自分で提示されている3番目をよく読んで下さい。最初以外ずっとFL-3000Nで通しています。むしろ、この記事で注目と言うより非常に頭が痛いのはミサイル本体にFL-3000のロゴがあることです。言ってしまえば「本文じゃ区別してるのに、実務ではメーカーですらシステムとミサイルを区別してない?」という大変困った疑問です。しかもFL-3000Nは056型の報道にも用いられていますしね……。

海外電を翻訳すると、元がFL-3000Nだからそのままって例もあります。

では、HHQ-10はといいますと現在の出典が使ってますが、これは弱いです。ですが、日本語版でも中国網ははっきりHHQ-10と表記しています。この記事が比較的重いのは、公開時の名称であることです。

ならHQ-10は無いのかというと、もちろんそんなことはありません。

ただ……当然こうやってS-300系とするものも混ざるんですね

にも関わらず日本語の資料2つがHQ-10を使用したことですが、S-300のHQ-10が古く独自の装備ではないため露出が限られること、検索などで红旗(HQ)を調べると海红旗(HHQ)も一緒にかかること、実は初公開が2012/10/22なのでそれ以前はFL-3000N/HQ-10のセットが見られたこと(もちろん、「どうせ海なんだし海红旗(HHQ)に決まってる」とするものもありました)、bbsなどまで見ると今でもHQ/红旗-10が多いことなどが要因としてあるでしょう。ただ、現段階において用例が少ないとは言えHHQとFL-3000Nには有力な材料がある一方、HQは材料が乏しい上HQ-10にのみ混同問題があり、名称としては問題があるのです。--open-box会話2013年6月26日 (水) 08:51 (UTC)[返信]

反対 条件付賛成 まず、従来は红旗(HQ)-xと海红旗(HHQ)-xとは基本的に共通のシステムであった(HQ-61, HQ-7, HQ-9)ことを想起していただきたいと思います。この従来の傾向から演繹すれば、HQ-10とHHQ-10もまた、基本的に共通のシステムであると考えられます。そしてこの仮定に立脚すれば、FL-3000NをHQ-10ないしHHQ-10と称する資料が豊富であるのに対し、S-300 PMU1をHQ-10と称する資料はいずれも古く、また英語圏に由来していることから、S-300 PMU1をHQ-10と称するのは誤報であると推測できます。なおその要因としては、S-300のNATOコードネームがSA-10であったために混同されたのではないかというのが個人的意見です。
しかし一方で、現在本項で記述されている艦載近SAMの制式名については、従来より艦載版が海红旗(HHQ)-xと称される傾向があったこと、またopen-boxさんよりご提示いただいた資料からしても、「HHQ-10」のほうが有力であると考えなおしました。従ってHHQ-10 (ミサイル)への改名を支持させていただきます。--Panda 51会話2013年6月26日 (水) 09:53 (UTC)[返信]

連休明けまで待ちましたが新たな意見がなかったため、Panda 51さんが選択されたHHQ-10 (ミサイル)へ移動しました。--open-box会話2013年7月17日 (水) 10:06 (UTC)[返信]