ノート:AK-12

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AKライフルの世代分類[編集]

AKシリーズは旧ソ連軍およびロシア軍の制式採用ライフルであり、制式採用年次という「歴史的事実」に従い世代を記述すべき。 AKMは、複数の設計局から様々な設計案を募ったトライアルの結果1959年に制式採用された、AK-47とは異なる製法で製造された第2世代であり、プレス加工のレシーバーを導入したAKMは、その後のAK-74、AK-74M、AK-12に至るまでの世代の技術的基盤を確立したモデルである。また、AK-47を設計したミハイル・カラシニコフは当初プレス加工を想定していたが、当時のソ連にはプレス加工とリベット加工に必要な技術力が不足していた為、試行錯誤のうえ旧来の切削加工に生産途中で変更せざるを得なかった経緯があり、AKMは設計者の当初の理想を10年を経て実現した、先代のAK-47とは画期をなすモデルである。 AK-100シリーズがAK-74Mとは異なる新世代と記述するサイトが「出典」としてリンクされていますが、口径変更および短銃身型の導入以外に、技術的にAK-74Mとどこが変わったのか、その「出典」こそ証拠と根拠をもって検証されるべきである。AK-74Mのソ連軍制式採用は1991年、AK-100シリーズの製造開始は1995年であり、異なる世代という程の技術的改良が4年のうちにどこに施されたのか、検証すべきである。 口径変更および短銃身型の導入以外に技術的改良点のほとんどないAK-100シリーズ(すなわちAK-74Mの派生品)ではなく、AKMこそ独立した世代と見做すべきであり、制式採用年次という「歴史的事実」に合致している。この「出典」こそ、検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分である。

--Yasushif1会話2021年10月23日 (土) 01:04 (UTC)[返信]


本文中に「出典」として挙げられている、https://www.thefirearmblog.com/blog/2011/11/29/ak-12-the-5th-generation-ak-7-62mm-5-56mm-and-5-45mm-rifle/ の記事においては、本文では「カラシニコフ社がAK-12を第5世代と言及した」と記載されているだけであり、脚注にて「AK-47、AK-74、AK-74M、AK-100と続く」と記載されている。

この場合、解釈としては次の2つの解釈が成り立つ。

(a)カラシニコフ社自身が本当に、「AK-74が第2世代、AK-74Mが第3世代、AK-100が第4世代」と言及した。 (b)カラシニコフ社自身は、「AK-12が第5世代」と言及しただけであり、記者または当該TFBというサイトに関わる別人が自分の憶測で「AK-74が第2世代、AK-74Mが第3世代、AK-100が第4世代」という脚注を付した。

この記事の記述方法では、どちらとも解釈可能な記述と思われる。さて、一体どちらなのでしょうか?

この記事を根拠にAK-100シリーズを独立した世代と主張する者は、脚注部分が記者による誤解に基づく記述ではなく、カラシニコフ社自身がAK-100シリーズを独立した「世代」と言及したか否かについて証拠を持って明示すべきであり、その証拠が無い限りファクトチェックされたとは言えないのではないか?

ちなみに、wikipediaの各国語版では、実に21言語にて、AKMはAK-47とは異なるモデルとして、AK-47とは別に独立項目が立てられており、AKシリーズの本家本元たるロシア語サイトでも別項目となっている。その内容の一例として英語サイトの記述を紹介すると、「AKMは、AK-47に取って代わる後任(replacement)として開発された」、「1959年に制式採用されたAKMは、AKシリーズの中で最も世界中に広まったモデルであり、ワルシャワ条約機構を構成する旧東側諸国やアフリカ、アジアの同盟国に広く輸出され現地生産も行われた」と記述されている。このwikipediaの各国語版の認識が、歴史的事実に対する、世界中で広く共有された認識である。

世界中のwikipedia各国語版で論争でもして来ますか? このTFBサイトの記事を根拠に論争を挑んだら世界中で、阿呆な記者が勘違いしたか何かだろ、と一笑に付されて一蹴されるだけだと思いますよ。

また、銃器専門誌GUN Professionals誌において2021年9月号から、床井雅美さんがAKシリーズに関する連載を開始しているが、その第1回に参考となる記述があるので、引用しておく。

「このAKMアサルトライフルが、最も多数生産され、その後に世界中に広まったAKアサルトライフルの中核となった。」

AKシリーズの中で最も多数生産され世界中に広まったAKMは、AKシリーズの中核を担う、カラシニコフ社にとって栄光の歴史とも言えるモデルであり、そのAKMをカラシニコフ社自身が「世代」として列挙しない等ということは、ほぼ間違いなくあり得ない。まさに自社の歴史の否定そのものだからである。

念のため、上記の「床井雅美」さんがどのような人物かを紹介しておくと、 「ドイツと東京を拠点に欧州全土を取材対象とする銃器ライターであり、以前はアメリカのスミソニアン博物館招聘研究員であった。カメラマンの神保照史と共にヨーロッパ中のメーカーやショーをまわり取材活動を行う。またロシア(旧ソ連)、ワルシャワパクトを中心とする東側の兵器にも精通し「銃器のミグ屋」とも呼ばれる。その縁でミハイル・カラシニコフとも深い親交があった。その親交により、冷戦終結直後にスミソニアン博物館の招きでミハイル・カラシニコフ本人がアメリカを訪れ、ユージーン・ストーナー(M-16の設計者)と会談した際に、同席を許され取材を行い、「AK-47&カラシニコフ・バリエーション」という本を上梓している(GUN Professionals誌での2021年9月号からの連載はその30年後のアップデート版とも言えるもの)。その後、ワシントンの国際小火器研究所(IRSAIS)常任アドバイザーをつとめる傍ら、2012年から2014年まで、GUN Professionals誌の編集長をつとめる。特に陸戦兵器の研究には定評があり、世界的権威として知られる。」 そして床井氏は、日本の軍用銃マニアにとってバイブルとも言える、「最新軍用銃辞典(並木書房)」の著者でもある。

なお、その床井氏は、GUN Professionals誌2021年9月号で、AK-100シリーズについても、以下の通りはっきりと述べている。 「AK-74Mをベースに、輸出向けに設計されたものがAK-100シリーズだ。AK-74Mと同様な装備で、レシーバー左側面にスコープマウントが装備され、黒色ポリマー製の折りたたみ可能なハンドストック、ハンドガード、グリップが組み込まれている。」 当該記述後半のスコープマウント、黒色ポリマー製折りたたみハンドストック、ハンドガード、グリップは、AK-74Mの特徴そのものである。

以上、wikipedia各国版の21言語に及ぶAKM独立項目の存在、英文wikipediaのAKMの記述、GUN Professionals誌2021年9月号の床井氏連載が、「AK-74が第2世代、AK-74Mが第3世代、AK-100が第4世代」という主張を否定する「出典」である。 他にも挙げろと言うなら幾らでも列挙しますよ。「公知の歴史的事実」を否定しようとするのはいい加減止めたら如何ですか。 --Yasushif1会話2021年10月26日 (火) 19:26 (UTC)[返信]


AK-12が第5世代である点については、異論はありません。「AK-74が第2世代、AK-74Mが第3世代、AK-100が第4世代」との記述を削除するなら、問題はありません。 --Yasushif1会話2021年10月27日 (水) 01:54 (UTC)[返信]