ノート:骨髄線維症

トピックス「骨髄線維症のおおよそ半数においてチロシンキナーゼJak2遺伝子の点突然変異が発見され、V617Fと呼ばれている。今後これをターゲットとした創薬が始まると考えられる。」という記事について

骨髄線維症ではJAK2V617F変異遺伝子はおよそ半数の患者にしか見つかっていないし、骨髄線維症発症との機序もはっきりしていないのではないですか？

欧米においてJAK2V617F変異遺伝子を標的にした創薬が始まっていること自体は事実であり、慢性骨髄増殖性疾患の真性多血症ではほとんどの患者でJAK2V617F変異遺伝子が見つかり、真性多血症との関連も明らかになりつつあります（だから慢性骨髄増殖性疾患項では「要出典」タグははりつけません）

が、しかし、骨髄線維症ではJAK2V617F変異遺伝子がおよそ半数の患者で見つかっているというだけであって、JAK2V617F変異遺伝子を標的にした薬が骨髄線維症に効果があるかどうか？はまったく未知数ではありませんか？ この点の検証可能性を示さないとならないと考えます。 --パタゴニア 2010年7月26日 (月) 02:58 (UTC)