ノート:非戦論

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>しかし、内村は兵役拒否しようと相談に訪れた青年に対して、冷淡な態度を終始とり、軍隊にいくべきだと発言した。

ここにいわれている「相談に訪れた青年」が誰なのか分からないのですが、内村に兵役を拒否すべきかどうか相談した内村の弟子である斎藤宗次郎という青年について、安倍知二『良心的兵役拒否の思想』(岩波新書)86頁~は次のように述べています(括弧内は引用者の註)。

「内村のところへ、東北の斎藤からの手紙がとどいてきたのであった。彼(内村)は、これは非常な重大事であるから、面会した上で十分に自分の意見をのべるまで、しばらく確定を控えるようにといい、それから花巻へ出かけていった。・・・(中略)・・・内村は、悪に対して「外側からの過激な手段」によって抗すべきではないと諭し・・・(中略)・・・それに対して斎藤は「わたしは聖書に暗く、社会主義者の反戦論の影響をうけ、傲慢に駆られていることを悟って先生の教訓にまったく心服した」とのべている。しかし内村は、「もし良心の命令であるならば、(兵役拒否を)やれ」とも、のちに告げたということである」

この記述を読む限り、内村は相談者に対して相当懇切に対応している(すくなくとも、懇切丁寧に対応した場合はあった)とみられ、また、単純に「軍隊にいくべきだと発言した」わけでもないようです。 以上より、現在の記述は誤解を招くものであるとおもいますので、削除したいと思いますが、どうでしょうか。LKJH 2006年6月14日 (水) 08:38 (UTC)[返信]

とくにご意見などないようですので削除しました。LKJH 2006年6月26日 (月) 11:13 (UTC)[返信]