ノート:開放弦

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。
ヴァイオリン属の楽器は、開放弦でもビブラートをかけることができます。
G線の開放弦を弾いているとき、隣のD線のファーストポジションの3の指(すなわち開放弦のGのオクターブ上の位置)を押さえて、そこで指をふるわせると、開放弦のGの音にビブラートがかかります。
同様にヴァイオリンでしたら、D線の開放弦はA線でオクターブ上のDを、A線開放弦ならE線のオクターブ上のAの位置で指をふるわせればビブラートがかかります。
しかし開放弦の最高音E線にはこの方法は使えません。
(本来のビブラートからは外れる便法ですが)開放弦を弾いているのに手をふるわせている奏者は、開放弦にビブラートをかけているのです。

この解説を本文中「演奏の実際」に挿入しました。--編集者