ノート:長崎電気軌道150形電車

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

記事名について[編集]

改名提案[編集]

Wikipedia:記事名の付け方/鉄道#車両記事名において、「会社名は運用開始当時の会社名を原則」「形式名はその系列あるいは形式の初号車竣功当時における各社の正式呼称を原則」となっておりますが、以下の記事につきましては、現時点での形式名となっておりますので、改名を提案します。譲受車両の場合、本来であれば譲受元の車両記事で述べたほうがいいこともあると思うのですが、現存車につながる王子電気軌道400形電車の記事がないこと、2社から譲り受けた車両が1つの形式にまとめられていることもあり、そのあたりまで手を加えるための資料を手元に有していない、ということもあり、その場凌ぎの改名ではありますが、いったんは箱根登山鉄道キキ20形電車という記事名に変更したいと思います。特に異論がなければ、1週間後を目途に改名作業に入りたいと思います。Cassiopeia-Sweet会話2013年1月25日 (金) 02:08 (UTC)[返信]

(賛成)私鉄の譲受車で譲渡側と譲受側の両方について記述する場合、通常は譲渡側の運用開始当初の形式記事名をつけていますし、この量では箱根登山20形と長崎150形を別記事にするに至らないので。--Muyo会話2013年1月25日 (金) 04:07 (UTC)[返信]
賛成 ご提案の趣旨に賛成いたします。--MaximusM4会話2013年1月25日 (金) 14:47 (UTC)[返信]
コメント 調べたところ以下の手続きとなっています。
東急デハ20形25 - 27→?→モハ20形モハ203 - 205
昭和24年6月27日 鉄監第48号 車両譲受認可・車両設計変更認可
昭和27年1月31日 記号番号並びに車両番号変更届(番号対照不明)
昭和28年7月14日 登鉄発第230号 車両竣功届(添付竣功図に番号なし・届出書によればキキ20形25 - 27)
都電101・102→?→モハ20形モハ201・202
昭和26年12月26日 鉄監第70号 車両譲受認可・車両設計変更認可
昭和27年1月31日 記号番号並びに車両番号変更届(番号対照不明)
昭和28年7月14日 登鉄発第231号 車両竣功届(添付竣功図に番号なし・届出書によればキキ200形101・102)

通常、車両は認可(番号不要)→竣功→竣功届(添付の竣功図に番号入り)という経過をたどり、竣功図の形式称号および記号番号を項目名にするのがもっとも妥当です。

しかし、この項目の車両は戦後の混乱期に譲り受けたため少なくとも元東急デハ20形25 - 27は認可前に使用を開始しています。また、認可後竣功届を提出することをおこたっており、認可の2年または4年後に提出しているという有様です。

そのような状況でも、竣功届に添付されている竣功図に書いてある形式称号および記号番号が正式なものではありますが、この項目の車両でややこしいのは認可と竣功届の間に記号番号並びに車両番号変更届を提出していることです。認可時点では特に形式称号および記号番号を決めなくてよいため、本来は竣功届を提出していないなら記号番号並びに車両番号変更届を出す必要はありません。

ところが、この記号番号並びに車両番号変更届は、のちに提出された竣功届に添付されている竣功図に記載があるため、準公式的な存在となっていて無視するかどうか微妙なところです。

またそもそも記号番号並びに車両番号変更届の内容が不明なこと、竣功届添付の竣功図に形式称号および記号番号が書かれていないこと、そして竣功届の届出書に書かれている形式称号および記号番号は記号番号並びに車両番号変更届の旧番と思われる形式称号および記号番号であることも謎に拍車をかけています。

鉄道ファン1988年6月号から12月号にかけて連載された中村夙雄氏の「小田原市内線電車について (1 - 6)」なども踏まえて推定すれば以下のようになりますが、どれを選ぶかはひとまず自身のポリシーとよく相談といったところでしょうか。私はキキ20形でもよいと思いますが、安定後のモハ20形とするのが無難ではあります。

東急デハ20形25 - 27
  1. 昭和20年12月 - 昭和21年4月 譲り受けて無認可でそのまま使用
  2. 社内的にキキ20形25 - 27とする (前項と同時だった可能性もゼロではない)
  3. 認可申請
  4. 昭和24年6月27日 認可
  5. 昭和27年1月31日 記号番号並びに車両番号変更届(モハ20形モハ203 - 205とした?)
  6. 昭和28年7月14日 竣功図を提出(届出書には認可申請時と同じ形式称号および記号番号を記載した?)
都電101・102
  1. 譲り受けて無認可でそのまま使用? (認可後に使用開始の可能性もあり)
  2. 社内的にキキ200形101・102またはキキ100形201・202とする
  3. 認可申請
  4. 昭和26年12月26日 認可
  5. 昭和27年1月31日 記号番号並びに車両番号変更届(モハ20形モハ201・202とした?)
  6. 昭和28年7月14日 竣功図を提出(届出書には認可申請時と同じ形式称号および記号番号を記載した?)

なお、竣功届の届出書に書かれている番号のうち、のちのモハ201・202となる車両はキキ200形101・102号と不審な形式称号および記号番号となっています。「小田原市内線電車について(6)」によれば番号は単車の101・102があったため201・202となり、形式称号はなぜか単車と同様のキキ100形だったということです。

ほかの記事の改名提案も含めて「会社名は運用開始当時の会社名を原則」「形式名はその系列あるいは形式の初号車竣功当時における各社の正式呼称を原則」というガイドラインは、誤った形式称号および記号番号を項目名にしてしまう危険性をはらんでおり、慎重に運用しなればいけないと感じています。

この項目の場合、調べたところキキ20形でも必ずしも誤りではないためほっとしましたが、誤りである可能性がある場合には必ずしも初出にこだわらずはっきりした段階のものを採用することも必要ではないでしょうか。もっとも、参考にする資料が少ないと、誤りである可能性に気づけないのが一番怖いところなのですが…。--矢口会話2013年1月25日 (金) 16:35 (UTC)[返信]
社内呼称と届出内容で相違が見られるケースですね。戦時中や前後の混乱期だとよくあるケースなのかもしれません。表のテンプレートについては「箱根登山鉄道モハ20形電車」も候補に入れておきました。
必ずしも誤りではないということですが、それは逆に「何でキキじゃないのか」「どうしてモハではないのか」という思いを抱く方もいらっしゃると思いますので、どちらに買えるにしても冒頭部分で何らかの注釈は必要となりますね。
  • キキにした場合、「箱根登山鉄道キキ20形電車(はこねとざんてつどうキキ20がたでんしゃ){{refnest|group="注釈"|竣功届は車両番号変更届より後に提出されており、その時点では既に「モハ20形」とされている(出典明記)が、ここでは社内の形式番号を記事名とした。}}は、(以下省略)」
  • モハにした場合、「箱根登山鉄道モハ20形電車(はこねとざんてつどうモハ20がたでんしゃ){{refnest|group="注釈"|社内では「キキ20」として扱われているが、車両番号変更届より後に提出された竣功届では「モハ20形」とされている(出典明記)ため、ここでは竣功届における形式番号を記事名とした。}}は、(以下省略)」
というような手当ては必要なのかもしれませんね。このあたりは、人によって考え方が異なる点かと思いますし、他の方のご意見もお伺いできれば幸いです。Cassiopeia-Sweet会話2013年1月26日 (土) 14:26 (UTC)[返信]