ノート:転写 (言語学)

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転写・音訳・翻字[編集]

「転写」という用語が実際には曖昧な意味で用いられているので、記述がなかなか難しかろうと存じます。この項目で述べられている「厳密な意味での転写」は翻字(transliteration)を指していますが、「転写」と言った場合、文字と文字を1対1で対応させる「翻字」の意味で用いることもあれば、ある言語の音を他の文字に写す「音訳」(transcription)の意味でも用います。従って、この「転写」の項目ではその旨の記述を簡潔に記述し、両者の具体的な記述は「音訳」と「翻字」の項目に委ねてはいかがでしょうか。--竹庵 2006年7月29日 (土) 05:51 (UTC)[返信]

(賛成)仰るとおりですね。「転写」の記事を書いたときには転写を音訳の意味で使うのは単なる誤用だと思っていたのですが、実際には専門家も両方の意味で使っているようですね。改変の方法に関しても同意します。--Guixiang 2006年7月29日 (土) 09:09 (UTC)[返信]
ご賛同くださりありがとうございます。この項目についてはGuixiangさんの筆によるものなので、ご本人が執筆をなさるのがよいかと存じます(それに、私はこれらの用語についてさほど詳しいというわけではないので…)。ところで、「音訳」という用語は最近用いる例が多いようですが、どのくらい一般化しているのでしょうか。一般化しているのであれば「音訳」で項を立ててよいと思いますが、『言語学大辞典』を引いたらtranscriptionは「転写」で立項されていました。「転写・音訳・翻字」でいくべきか、「転写・翻字」でいくべきか、悩むところです。--竹庵 2006年7月29日 (土) 13:30 (UTC)[返信]
分かりました。「翻字」の項に関しては私の書いた「転写」の内容をコピーして、竹庵さんの書かれた「翻字」の内容も付け加えることにします。
「音訳」に関してですが、transcriptionの意味では「表記」が使われることが多いと思います。例えば「韓国語のカタカナ表記」といえば、transcriptionであるということは誤解なく伝わると思います。ある言語の発音をIPAで書くのもtranscriptionの一種ですが、一般的にIPA表記といい、IPA音訳とはあまり言わないと思います。ただし、「表記」は一般的な言葉であり、意味も広いため例えば「ハングルのカタカナ表記」とするとtranscriptionなのかtransliterationなのか分かりませんし、完全にtranscriptionに対応する言葉であるとは思えません。
インターネットで検索してみたところ、「音訳」という言葉は「聴覚障害者の為に文字テキストを音声テキストに変換すること」(つまり声に出して朗読したり、音声媒体に吹き込んだりすること)を意味することが多いようです。一方で、transliterationを「字訳」、transcriptionを「音訳」という風にセットで訳す場合もあるようです。transcriptionが概念として存在するのは確かですが、それを日本語でなんと呼ぶかに関してはまだ揺れがあるというのが現状ではないでしょうか? ここで少人数の議論をもって記事名を決定するよりも『言語学大辞典』に従ってtranscriptionは「転写」として項目を立て、その冒頭で曖昧さ回避の形でtransliterationの意味で使われることもあるということを付記するのがよいと思うのですがどうでしょうか?--Guixiang 2006年7月29日 (土) 14:43 (UTC)[返信]
そうですね。その線でいくのがよさそうです。それから、transcription、transliterationの訳語については「音訳」、「音声表記」、「音声転写」、「字訳」、「文字転写」などいくつかの呼び方があることを紹介するのもいいでしょうね。--竹庵 2006年7月30日 (日) 06:04 (UTC)[返信]
(処理)「転写」の内容を「翻字」に写し、「転写」の内容は新しく書き起こしました。訳語の紹介も含ませてあります。「転写」の曖昧さ回避に関してですが、転写自体が言語学と生物学で既に曖昧さ回避されていたので、これ以上分けることはせず、本文内で説明するにとどめました。--Guixiang 2006年7月30日 (日) 09:08 (UTC)[返信]

音訳からのリダイレクトについて[編集]

既に指摘があるとおり、"音訳(音声訳)とは、視覚障害者など印刷媒体からの情報取得が困難な人々における情報格差を解消するため、印刷情報を音声情報に変換することである。"との用法(取り組み)が展開されております。

そこで、「音訳」の項について、転写 (言語学)へのリダイレクトから、曖昧さ回避のためのページへ切り替えて、音訳の項から音訳(言語学)音訳(情報保障)(音声訳など項目名は要検討)を案内するというのは、いかがでしょうか。Oi4 2007年6月21日 (木) 08:46 (UTC)[返信]